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◇ 中心市街地の減少要因をきちんとデータとして捉えるべきだ。 ◆ 新住宅地での募集状況を見ると、進出企業からの50%、町内移転が50%であり、町内での循環居住が行われている印象だ。 ◇ 総合計画を始め、HOPE計画、住宅マスタープラン、都市マスタープラン等、様々な計画があるが計画間の位置付けはどうか。また各計画・事業における主体はどうか。 ◆ 総合計画が最上位であとは切り口の違いと考えている。主体も地域・行政、ケースバイケース。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇ 行政がかなり積極的にやっているようだが、住民はどう考えているのか。いっそのことほっとくということもありうるのではないか。◆ 行政として待ちの姿勢だけでいいとは思わない。仕掛け・掘り起こしはすべきと考える。 ◇ 行政が地域に入ってコーディネートする方法もあるのではないか。 ◆ 住民は往々にして現時点での状況で評価してしまいがちである。地域内の高齢化・空き地・空き家化の状況を地図に落としたものを地域に持っていき、地域からの自覚を促す努力をしてきた。世代を越えた視点からの地域の将来像を描くことが重要と考える。 ◇ 幸田町の駅前のまちづくりも区画整理の立ち上げを目指し、住民主体で進めて7年間。財政困難のため区画整理事業を先送りするが、駅前再開発研究事業として「まちづくり会社設立研究」等ソフトの充実をめざしている。この間、住民は結局行政に頼ってきたし、行政もリップサービスを続けてきた。これからは、こうした箱物(公共事業)行政を転換していく時だ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇ なぜこんな市街地へ行政が金と人を注ぎ続けるのか疑問に感じる。◆ 田原町にとって最も田原らしいところ。田原町が歴史、文化の連続性の上に成り立っており、それを継承していくために中心市街地の整備が重要であると考えている。 ◇ 中心に駅を抱えていることは重要であり、核としていくべき。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◇ 津島市と比較すると、行政予算が潤沢だが、もっと上手な使い方があるのではないか。また女性を活用したまちづくりを進めて欲しい。◇ 小金井市も行政に金がないので、住民と如何に手をつなぐかを考えている。まちの衰退についての危機感を共有する仕組みを考えていくべきではないか。また、予算に余裕のある今のうちにこそ、住民を育てる仕組みやそのためのセンターづくりに予算を当てていって欲しい。 ◇ 行政がNPOをつくってもいいのではないか。 ◇ サステイナブルな地域づくりのための仕組みづくりに予算を使ったらどうか。 |
◇ 若者が戻ってくるようにするため、自動車が利用できるように区画整理のような形でいっそ大改造したらどうか。 ◇ 既成市街地内で区画整理をすると狭い土地がますます狭くなる、借地居住者への対応が困難等、様々な問題がある。 ◇ 道路拡幅はまちの更新には必ずしもつながらない。かえって地域を壊してしまう恐れがある。 ◇ 田原駅前通り線は地下で整備したらどうか。 ◆ 区画整理は社寺等の歴史的な雰囲気を保全するため、区域を絞りこんでいる。狭隘道路整備に関する事業等はないが、道路拡幅ということではなく、私有地の通路なども含めて行き止まり道路などを解消し、歩行ネットワークの形成を図っていきたい。 ◇ 渥美病院跡地(H12移転予定)など、ピンポイントで種地になる土地があり、それらの活用に可能性があるのではないか。 ◆ 渥美病院の跡地は生涯学習センターの候補地の1つ。移転の理由は高度医療への対応や駐車場不足など、手狭な敷地の解消ということであるが、残すべきだったという意見も出ている。 ◇ 地区内の歴史や文化の連続性を生かしたまちづくりをすべきだ。 ◇ 特にはなとき通りなど、「らしさ」が見えないのが残念だ。 ◇ 愛媛県内子町では、行政から積極的に修景補助を行うことでまちづくりが進んだ。そうした姿勢も必要ではないか。 |
◇ 高齢者への対応はどんな状況か。見守り訪問ボランティアなどの可能性は? ◇ 空家をグループホームなどにも活用できるのではないか。介護学校の卒業生の就業先を確保する意味でも有効。グループホームに対する周辺の拒絶反応もあるが、国立市ではグループホームができることによって周辺住民の意識が変わったという事例もある。 ◆ グループホームに対して懐疑的。シルバーハウジングは思った以上に評判がいい。また域内の土地資産を活用したリバースモゲージの可能性についても検討している。また年寄り交流サロンといったアイデアもある。 |
◇ 交流サロンの整備や不動産活用斡旋事業、改築助成等の可能性はどうか。 ◇ SOHO支援といった意味での不動産活用もあり得るのではないか。 ◇ 空家活用の可能性を追求するためには、その空家がどのようにして発生したのか、元の所有形態、権利者の所在、利用が可能なストックなのか、という分析が必要。西陣のような仲介システムの可能性はないか。 ◆ 前向きに検討しているが、主体となって動くものがいないのが現状だ。JCとかが動くといいのだが。 |