●豊川市の概要
●中心市街地活性化基本計画
●中心市街地の状況
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●中心市街地の設定について ○諏訪地区と豊川地区は性格が全く異なる。無理やりつなげた感じで設定に無理があるように感じる。
■1都市で2カ所の中心市街地はないということから、計画上やむをえず設定している。2地区を結ぶ中央通地区はこじつけの所がある。 ○金沢市でも武蔵地区と香林坊地区の2地区を結びつけている。それを小さくしたような感じが豊川市。 ●豊川地区の方向性 ○商店街は観光客相手のものだけか。
■地元向けと観光客向けに2つに分かれている。商業と観光によって活性化させる方向を考えている。 ○1月で1年暮らせるというのはうらやましいが、逆の問題点も。住み手にとって住みづらい面もあるのでは。高齢者を対象とした施策が必要では。 ■稲荷通りについては景観にも配慮。個店の改装を行う際の統一ルールをつくり、江戸風情のまちをつくりたい。伊勢のおはらい町や東京の柴又のようなまちなみ形成を。 ■豊川地区については観光客主体のまちを追求している。 ●生活という点では、今回の中心市街地の区域からはずれているが、昔からの中心の1つである牛久保地区の再生が重要では。 ●豊川稲荷 ○豊川稲荷が地区の活性化について考え、やろうとしていることはないのか。新たに健康などを付加した御利益を設けるなどいろいろアイデアがある。
○おちょぼ稲荷は月末の夜に多くの人で賑わっている。若者も集まっている。豊川稲荷でもこのような状況があれば活性化につなげられそうだが。 ■夜、賑わうのは大祭とお月見の会(商店街の美人おかみの会が開催)がある。通常は5時に門が閉鎖される。大きすぎて閑散としている。 ■昔はまちづくりにあまり協力的でなかったが、最近は協力的である。 ●諏訪地区の方向性 ○昔は近隣商業地であったのに、再開発をした結果、広域から集客し、広域商業地としての宿命をおってしまったという印象がある。豊川のまちにとって商業地を拡大する必要があるのか。
■サティができて商店街の売り上げが半分に落ち込むのではという懸念があったが、実際は1割程度の減にとどまった。商店街としては落ち込んだ客数を引きもどしたいという願いがある。 ●市としてサティの進出を阻止するということはしなかったのか。少なくとも大店法で面積を小さくすることはできたのでは。 ■準工業地域で法律上、規制することはできない。 ○市の施策がなかったということか。 ○住民がサティで満足しているのであれば、新たにそれに対抗する商業施設を作る必要があるのか。町の風格づけ、顔づくりという考えか。 ■3町1村の合併によってできた豊川市にとって、諏訪地区は新しい中心。他の地区でやろうとすると「何故そこか」という問題がでてできないことも、諏訪地区なら納得してもらえる。市では中心核として位置づけている。 ●豊川市の展開 ●豊川市には豊川稲荷のみならず、御油の松並木、国分寺、桜ヶ丘のミュージアム、被爆の歴史、新幹線の初代車両の保存など多くの資源がある。総体として売り込む必要があるのでは。豊橋市の二川地区や田原町とのネットワークも考えられる。
●その他 ■豊川地区に豊川稲荷があるように、諏訪地区には世界心道教がある。世界心道教は教祖が豊川市出身で信者20数万人。市内に共同宿舎などがあり、多くの信者が住んでいる。
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