(1)現況
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【住宅施策の現況】 ■特優賃の状況は? ●建設中を含め7棟(県認可)。市建設の特公賃は大苦戦した。 ■都心に高齢者向けの(公共)住宅を供給することが有効ではないか。 ●高齢者向けとして特に考えていない。また、中心市街地のエリアでのマンション建設が活発である。 ■今後の市営住宅の計画は? ●家賃が低いため、民間を圧迫することも考えられる。今後はストック活用計画の中で、戸数を増やさない方向で検討していく。(現在市営住宅:2,790戸、簡平簡二は200戸程度)既存住宅のエレベータ設置等の高齢化対応にお金を使っていきたい。 ■今後は市営住宅の戸数を増やさないということだが、市営住宅は、低所得者向けという意義があるのではないだろうか。市営住宅の空家の状況は? ■空家率は、8%だが、政策空家が多い。高額所得者が居すわっている実態がある。 【中心市街地の状況と取組み】 ■公共施設等が分散しているイメージが強いが…。 ●市街地が拡大するにつれて公共施設が移動していった結果である。中心市街地の空地に公共施設や無料の駐車場を作ってほしいという意見もある。 ■旧市街地の空洞化の状況はどうか? ●伝馬通り沿い及び裏通りに空地の増加。映画館も1軒のみになった。高齢夫婦を残して子供が郊外に出て行くと推測される。 ■この地域には祭りは残っていないのか? ●神社で町内会が主導で「山車」を引いたりしている。 ●旧東海道「岡崎27曲り」をもとにまちづくりを進めている。中心市街地の7つの商店街が結集して「未来城下町連合」という商店街の連合を組織。イベント等を行っている。 ■岡崎市の中心市街地は、道路などの基盤整備がしっかりしているという印象がある。 ●南北の主要道路は電線の地中化が済んだ。東西のメイン道路も電柱のカラー化やクリスマスシーズンの電飾などをしている。 ■以前「三河小町」というイベント・物販スペースがあったが今はどうなっているのか? ●利用者は少なかった。現在、同敷地に、再活性化拠点施設の整備を計画している。 ■巡回バスの状況は? ●コミュニティバスを、1ヶ月、中心市街地を拠点に走らせたが、想定以下の利用客であった。ニーズが無いと判断している。 【住まい・まちづくり施策の方向】 ●現市長は、市民意見重視から「教えてくれません課」をつくったが、市民の行政依存の方が根強い。 ●住宅施策:市場重視というわけでもないが、今までは市営住宅の建設が主であった。民間もまだまだ元気である。土地利用のコントロールはする必要がある。 ●まちづくり条例をつくる予定である。 ●空家・空室情報を活発にし、流通を支援することも検討。 ●今後は、一部に残る老朽危険住宅やマンション対策が課題となってくるのではないか。 |
□ 岡崎市見学記録 □
2001/12/22に、岡崎市の中心市街地を歩いてきました。 |