以前同じことを繰り返すfor文をやりましたが、
c言語には繰り返し制御を行う制御文がもう1つあり、それがwhile文です。
では、何がfor文と違うかというと、for文では"( )"括弧の中は、
初期化、終了条件、繰り返すごとに実行すること、を記述しました。
例えばこんな感じですね。
for( i=0; i<10; i++ ){
あーして
}
それに対してwhile文は括弧の中には終了条件だけを書きます。
こんなふうになります。
while( i<5 ){
こーして
}
括弧の中以外はfor文と同じ振る舞いをしますので、
for文がわかっていれば簡単ですね。
では早速なんかプログラムを書いてみましょうか。

for文の時の練習プログラムとほとんど同じですが、
ちょっと変わってます。すぐわかりますよね。
で、結果はこれです。

一体なんで「for」と「while」って2つも
おんなじよーな文があるんだよ!
私もそー思います。(笑)なんででしょうかねー?
私はforの方をよく使いますが、見てきたプログラムでは、
while文の方がよく使われています。
上級者の方はwhileを使いたがるのかな?
でも一応for文とwhile文には(ほんのちょっとした)違いがあり、
do−while文という必ず1回は実行する制御を行うものがあります。
for文、while文は実行前に終了条件のチェックを行いますので
1回目の繰り返しでも、その終了条件が偽なら1回も実行せずに終わってしまいます。
ですがdo−while文は実行後に終了条件チェックを行いますので、
1回は必ず繰り返すということになります。プログラムはこんなんです。

で、

となります。
do−while使う必要ないじゃないか!
はい、ごもっとも。
まー、このように使うんだーってわかってもらえればいいかなーって。
だって、私はdo−whileなんて今まで1度も使ったことなかったもん。
ですので、読者も覚えなくてもいいかも・・・。
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