第15章

第15章 繰り返し その2・・・WHILE文

以前同じことを繰り返すfor文をやりましたが、 c言語には繰り返し制御を行う制御文がもう1つあり、それがwhile文です。 では、何がfor文と違うかというと、for文では"( )"括弧の中は、 初期化、終了条件、繰り返すごとに実行すること、を記述しました。 例えばこんな感じですね。
for( i=0; i<10; i++ ){
あーして
}
それに対してwhile文は括弧の中には終了条件だけを書きます。 こんなふうになります。
while( i<5 ){
こーして
}
括弧の中以外はfor文と同じ振る舞いをしますので、 for文がわかっていれば簡単ですね。
では早速なんかプログラムを書いてみましょうか。



for文の時の練習プログラムとほとんど同じですが、 ちょっと変わってます。すぐわかりますよね。 で、結果はこれです。




一体なんで「for」と「while」って2つも おんなじよーな文があるんだよ!
私もそー思います。(笑)なんででしょうかねー? 私はforの方をよく使いますが、見てきたプログラムでは、 while文の方がよく使われています。 上級者の方はwhileを使いたがるのかな?
でも一応for文とwhile文には(ほんのちょっとした)違いがあり、 do−while文という必ず1回は実行する制御を行うものがあります。 for文、while文は実行前に終了条件のチェックを行いますので 1回目の繰り返しでも、その終了条件が偽なら1回も実行せずに終わってしまいます。 ですがdo−while文は実行後に終了条件チェックを行いますので、 1回は必ず繰り返すということになります。プログラムはこんなんです。



で、



となります。
do−while使う必要ないじゃないか!
はい、ごもっとも。 まー、このように使うんだーってわかってもらえればいいかなーって。 だって、私はdo−whileなんて今まで1度も使ったことなかったもん。 ですので、読者も覚えなくてもいいかも・・・。

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