3.1 MS-DOSのスタブ(イメージのみ)

MS-DOSのスタブはMS-DOS上で稼動する有効なアプリケーションで、.EXEイメージの先頭に置かれます。リンカはデフォルトのスタブをここに置き、このイメージをMS-DOS上で実行しようとすると「This program cannot be run in DOS mode」というメッセージが出力されるようにします。ユーザーは/STUBリンカオプションを使って別のスタブを指定することができます。

0x3c番地にスタブは可搬型実行形式(PE)シグネチャへのオフセットを保持しています。この情報により、Windows NTは、DOSスタブのあるイメージ ファイルであっても適切にを実行することができます。このファイル オフセットはリンク時に0x3c番地に置かれます。


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