オブジェクト ファイルの先頭またはイメージ ファイルのシグネチャの直後に、下記の形式の標準COFFヘッダがあります。Windows NTのローダはセクションの数(NumberOfSections)を96までに制限しています。
オフセット サイズ フィールド 解説 0 2 Machine ターゲット マシンの型を識別するための番号です。詳細については3.3.1節「マシン タイプ」を参照してください。 2 2 NumberOfSections セクションの数。ヘッダの直後に続くセクション テーブルの大きさを示します。 4 4 TimeDateStamp ファイルが作成された日時です。 8 4 PointerToSymbolTable COFFシンボル テーブルのファイル オフセット。シンボル テーブルが存在しない場合は0です。 12 4 NumberOfSymbols シンボル テーブル内のエントリ数。このデータを使ってシンボル テーブルの直後に続く文字列テーブルの位置決めをすることができます。 16 2 SizeOfOptionalHeader 実行ファイルのためには必要で、オブジェクト ファイルのためには必要のないオプション ヘッダのサイズ。オブジェクト ファイルではこの値は0になっているはずです。その形式は「オプション ヘッダ」の節に記述されています。 18 2 Characteristics ファイルの属性を示すフラグ。特定のフラグの値については3.3.2節「特性」を参照してください。