5.5.1 補助形式1:関数定義

シンボル テーブル レコードは、ストレージ クラスがEXTERNAL(2)で、型の値が関数を表し(0x20)、セクション番号が0よりも大きい場合に、関数定義の始まりをマークします。セクション番号がUNDEFINE(0)のシンボル テーブル レコードは関数を定義せず、補助レコードを持ちません。関数定義シンボル レコードの後には書きの形式の補助レコードが続きます。

オフセット サイズ フィールド 解説
0 4 TagIndex 対応する.bf(関数開始)シンボル レコードのシンボル テーブル インデックス。
4 4 TotalSize 関数自体の実行コードのサイズ。関数がそれ自身のセクション内にある場合には、セクション ヘッダ内のSize of Raw Dataは、境界合わせのために、このフィールドと同じか、大きくなります。
8 4 PointerToLinenumber 関数の最初のCOFF行番号エントリのファイルオフセットです。存在しない場合は0になります。詳しくは5.3節「COFF行番号」を参照してください。
12 4 PointerToNextFunction 次の関数のためのレコードのシンボル テーブルインデックス。この関数がシンボル テーブルの最後のものである場合には、このフィールドには0がセットされます。
16 2 未使用。


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