各 fixup ブロックは次の構造体で始まります。
オフセット サイズ フィールド 解説 0 4 Page RVA イメージ ベースにページRVAを加えたものが各オフセットに加算されて、fixupがどこに適用される必要があるかの仮想アドレスになります。 4 4 Block Size 後に続くタイプ/オフセットフィールドと、ページRVAおよびブロック サイズ フィールドを含めた、fixupブロックの合計バイト数。 ブロック サイズ フィールドの後には任意の数のタイプ/オフセット エントリが続きます。各エントリはワード(2バイト)で、次の構造を持ちます。
オフセット サイズ フィールド 解説 0 4 ビット Type ワードの上位4ビットが格納されます。値はどのタイプのfixupが適用されるかを示します。これらのfixupsについては、fixupタイプで説明されています。 0 12 ビット Offset ワードの残り12ビットが格納されます。開始アドレスからのオフセットは、このブロックのページRVAフィールドで指定されています。このオフセットは、fixupがどこに適用されるかを示します。 fixupを適用するために、望ましいベース アドレスとイメージが実際にロードされているベースとの間の相違としてのデルタが計算されます。イメージが望ましいベースにロードされている場合はデルタはゼロになり、fixupは適用される必要がなくなります。