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第 5 章 数式を用いた図形座標の制御

シェイプの設計段階で、ユーザーのアクションに対してシェイプがどのように反応するかを決めておく必要があります。最も多いアクションは、シェイプのサイズ変更と位置の変更です。Visio® では、各シェイプの座標スペース内の頂点の位置が記録されます。これらの頂点と、それらを接続するパスによりそのシェイプの図形座標が定義されます。図形座標を制御する数式を設定することによって、シェイプの外観と、ユーザーからの操作に対する動作を決定します。

この章では、シェイプの図形座標を定義し、シェイプの伸縮、反転、回転を制御する方法と、シェイプの曲線を制御する方法を説明します。さらに、シェイプの図形座標を最適化したり、ロックを使用してユーザーがシェイプに対して行う操作を制限する方法についての提案も用意しました。

この章の内容...

セクション 1   シェイプの図形座標

セクション 2   シェイプの拡大と縮小の制御

セクション 3   シェイプの反転と回転の制御

セクション 4   シェイプの曲線の制御

セクション 5   シェイプの図形座標の最適化

セクション 6   ロックを使用したシェイプの動作制限

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