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第 15 章 Visio での Microsoft VBA プログラミング

オートメーションをサポートするすべてのプログラミング言語では、Visio® オブジェクトへのアクセス、プロパティの取得/設定、メソッドの呼び出し、およびイベントの受け取りを行うプログラムを作成できます。Visio 製品では、Microsoft VBA (Visual Basic for Applications) プロジェクトの開発に最適な、IDE (統合開発環境) を提供しています。

ソリューションでオートメーションを使用して、図形や図面の制御、データベースなどの外部ソースへのデータの入出力、別のアプリケーションとの対話を行う場合は、Visio で VBA コードを記述して、これらの処理をプログラミングすることができます。Visio の VBA IDE は、Microsoft Office などの VBA を使用できるアプリケーションで広く使用されている IDE と同じです。そのため、これらのアプリケーションで VBA を使用した経験があれば、Visio でも容易に使いこなすことができます。

この章では、Visio で VBA を使用する場合の一般的な作業について説明します。VBA の開発環境および VBA コードの記述方法については、VBA 付属のオンライン ヘルプを参照してください。

この章の内容...

セクション 1   Visual Basic エディタ の使用

セクション 2   VBA プロジェクトの作成

セクション 3   Visio タイプ ライブラリの使用

セクション 4   グローバル オブジェクトと ThisDocument オブジェクトの使用

セクション 5   VIisio での VBA コードの実行

セクション 6   エラー処理

セクション 7   VBA プロジェクトの管理

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