五行推命学研究所
五行図による安田式四柱推命学(五行推命)に関する情報サイト


干支(天干・地支)

 四柱推命学は自然や人間を陰陽五行の原理をもって説明しようとします。その際に、 年・月・日・時を、天をあらわす10種類の天干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)と地をあらわす12種類の地支 (子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)に変換して表現しています。この10個の天干(十干)と12個の地支 (十二支)を合わせて「干支」というのです。中国では四柱推命学のことを八字といいますが、それはこの天干・地支の2つ が更に年月日時の四柱にあるので、合計8つの字になるからです。
 また、干とは樹の「幹」の意味し、支とは樹の「枝」を意味しています。

 更に、この十干と十二支が組み合わさって、「六十干支」を形成しています。ここで、本来10個の天干と12個の地支の 組み合せですから、理論的には120種類の組み合わせが考えられるですが、陽干には陽支、陰干には陰支という組合せのみ が自然界に存在するとして、半分の60個の干支、即ち「六十干支」となっているのです。 これは、「六十干甲子」、又は「六十干花甲子」とも称します。また、これは東洋的六十進法の原理ともなっています。
(※算命学の中には、地上は六十干支であるが、霊界には120干支があるとしている流派もあるようです。 この説が本当かどうかは、あの世に行って見なければわかりませんね。)

【例】三島由紀夫 1925年1月14日 21:10 生まれ
   ┌─┬─┬─┬─┐
   │時│日│月│年│
   ├─┼─┼─┼─┤
   │癸│戊│丁│甲│
   │亥│戌│丑│子│
   └─┴─┴─┴─┘

【十干表(天干)】
五行
陽干(+)
陰干(−)
甲(きのえ/コウ) 乙(きのと/オツ)
丙(ひのえ/ヘイ) 丁(ひのと/テイ)
戊(つちのえ/ボ) 己(つちのと/キ)
庚(かのえ/コウ) 辛(かのと/シン)
壬(みずのえ/ジン) 癸(みずのと/キ)

【十二支表(地支)】
五行
陽支(+)
陰支(−)
寅(とら) 卯(う)
午(うま) 巳(み)
辰・戌(たつ・いぬ) 丑・未(うし・ひつじ)
申(さる) 酉(とり)
子(ね) 亥(い)