1) 比較的長い時間で見る波形の n による変化![]() i) おおまかな形について 全体的な傾向としては n の増加とともに,立ち上がりが遅くなっていることがわかるくらいで,これらのグラフからは細かいことはよくわかりません。 |
ii) 音が十分大きくなった時間 Tat について![]() Tat は必ずしも実際に聞こえる感じとしての「立ち上がり時間」を反映しているとはいえません。なぜなら,発音直後のようすはそこには反映されないからです。 しかし, n と Tat の関係はある程度参考にはなると思いましたので,右のようなグラフを作りました。なお,ここでは縦軸を対数目盛りにしました。 |
2) 発音直後付近の波形の n による変化![]() 次に発音直後を詳しく見たものが次のグラフです。 n = 0 〜 62 では波形がほとんど同じでした。これが n = 63 になるとグラフのように急に発音直後の部分が小さくなりました。このことは音の立ち上がりが「丸み」を帯びてくることを示しています。 |
|
|
|
|
|