<MU50のピアノ[0](ホールド1オン)の n による波形変化>

(グラフの補足説明):
 横軸:時間(秒)
 縦軸:測定した電圧(V)
 青い点:測定ポイント
赤い線:隣り合った測定ポイントを結んだ線
四角の中の数字: n の値

0) 測定条件の補足

 ここでは,YAMAHA のソフトウェアー音源 S-YXG50 を NEC の パソコン PCVE26/3 (CPU:Pentium II 266 MHz)で使用しました。
 なお,ここでのこのソフトウェアー音源では,普通の外付けの MIDI 音源と比べるとノイズがかなり大きい(10 倍弱)ので,他の音源のボリュームの条件とは違って,ノイズがあまり気にならない程度での最大のボリューム(一連の測定で一定にした)にしました。
 また,「ボリュームコントロール」の「3D ワイド」をオフ,トーンの低音部および高音部の両方を最大にしました。

1) パラメータ n の変化によって減衰はどう変わるか
MU50の減衰のようす
 右の図は,「ピアノ(ホールド1オン)」音の n = 0, 30, 50, 70, 127 のときの減衰のようすを見たグラフです。
 このグラフのように,n = 30 くらいまで 0.35 秒付近までの波形は n によらずだいたい同じなのですが,それ以降の n のときは,0.1 秒付近のところに「ふくらみ」ができてきます。
 つまり,n = 40 くらい以降では,聞こえる音の大きさ・音色ともにかわっていくということです。
 また,0.37 秒付近以降の減衰は,n の増加とともにおそくなっているのがわかります。 


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