(ホールド1がオンの状態で) <はじめに> ピアノ曲のMIDIデータを作成するとき「ホールド1オン」を使うと,音源によっては,初期状態では音が重なりすぎてとても聞けたものではないことがあります。 ここでは,ピアノ[0]([0]ピアノから始まるプログラムチェンジ)のディケイタイム(音の減衰時間)を変化させるためのパラメーターを変えたときに,実際の音の波形がどう変わるかを調べてみました。 <今回調べた音色グループ>
音源の設定および発音する音の条件はすべて, + (各種リセット[GS,XG]) + (ボリューム 127) + (プログラムチェンジ 0) + (パン 127[めいっぱい右]) + (デジタル効果なし) + (コントロールチェンジ[c.c.]99-値-1) + (c.c.98-値-100[ディケイタイム]) + (c.c.6-値-[変化させるパラメーター(以降この値を n とする)]) + (ホールド1[c.c.64]オン) + (ノートナンバー69 ベロシティー 80)) + (ゲートタイム:0.25 秒相当分 ) としました。 発音された音の波形のデータは,各音源のラインアウト端子のR(右)からの出力に 47 kΩ の抵抗をつなげたときの抵抗の両端の電圧をアナログ/デジタル(A/D)変換器を通してノートパソコンに取り込むことによって得ました。( A/D変換器とノートパソコンは,研究室(1)と同じものです。ただし,A/D変換器のサンプリング周波数は 16.6…kHz。) ![]() なお音源本体のボリュームは,S-YXG50を除いて,n の値によらず音源本体ごとに常に一定(最大)にしました。また「ノートナンバー69」の音は右図に相当し,440 Hz の周波数です。 ![]() <結果> ここでは,5つの音色グループそれぞれについて,n = 0,10,…,120,127 の14個の値のデータを取りました。 その結果は次の別ページに記載します。(以下のページはすべて別の「画面」になります。)
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