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ロミ | おねいちゃん、大丈夫? |
リミ | ええ、平気よ。 デューイさんが 全部やっつけてくれますもの。 |
ロミ | えっ デューイって?? だれ?? |
デューイ | オイラ デューイッス ロミサンノ データカラ ウマレタ バトルシムッス |
ロミ | へー じゃ、ボクの分身ってわけだね。 それじゃ安心だね〜 ちゃんと おねいちゃん守ってよね〜 |
デューイ | オイラニ マカセテヨネ〜 |
ロミ | まねすんな〜 |
ロミ | ところでさ、おねいちゃんが出撃するなんてめずらしいよね〜 いったい、どんな命令が出ているの? |
リミ | 実はね、カートさんにお願いして 部隊登録を変更してもらったのよ。 |
ロミ | そんな事だろうと思ったよ〜 じゃあ、やっぱりあそこ? セルベニアの聖域がらみ? |
リミ | 私たちは聖域の民、最後の生き残り。 一族の宿業は私たちの代で終わりにしましょう。 もう、絶望のアークを継承する子供は要らないわ。 閉ざされた未来を受け継ぐのは私で最後。 |
ロミ | ねえ、おねいちゃん、宿命とか宿業とか そんな暗いことばっかり 言ってないでさ〜 さっさと終わらせて、楽に生きようよ〜 |
ロミ | 最終防衛ライン突破、これで叛乱部隊は全滅だね。 なーんて、 ホントはまだ終わりじゃないでしょ? |
リミ | この国に禍々しき気が流れ出しています 絶望のアークが復活しようとしているのです。 |
ロミ | やっぱりねー で、いくんでしょ? 聖域。 アークをブッ壊しにさ! |
リミ | 古代聖典は時を超え語っています。 欲望の最後に待つのは絶望だけ。 あれは目覚めさせてはいけません。 |
ロミ | よし! やっちゃおうよ! ボクら「ギガウイングス」に不可能なんてない! |
ロミ | ここが絶対封印……もう随分開いちゃってるよ。 |
リミ | 絶望のアークが完全復活する前に破壊するしか もう、手はありません。 |
ロミ | おねいちゃん…… ボク……なんか変だよ……怖いよ…… この先に行きたくない…… ボクの中に辛くて、哀しくて、切ない気持ちが。 いっぱい溢れてくるの…… でも、スゴくひきつけられる…… |
リミ | 絶望が復活した先に待っているのは滅びだけ…… これから先、たとえ何が起きたとしても 必ずアークを破壊してください。 そして、私に教えてください。 希望は負けないってことを! 絶望になんか絶対に負けないってことを! |
ロミ | そうだよ! ボクたち「ギガウイングス」が負けるわけないんだから! |
リミ | ロミ、私から聖典を引き継ぎ、記してくださいね。 これから起こることを、全て…… そして、いつか皆に語って聞かせてあげて…… 人々の未来の為に勇敢に戦った…… 4人の詩を…… |