準備編(その1)
2001・6

夏休みの長期旅行計画


 私(ママポン)がこの夏休みは1カ月間以上かけてアメリカ大陸を周遊しようと思いついたのは6月の半ば頃だった。



 パパドン私のオット)は最初は 「1カ月以上も旅行やなんてつかれそうやなあ」 と言ってしぶっていたが・・・・・



「1カ月以上も旅行に行ったらぜったいに痩せるで〜」 と私が言うと、パパドンは案の定、痩せる、という言葉に反応した。



「よーし、旅行に行って20キロ痩せるぞ〜!!
  とパパドンはがぜんハリキリだしたのであった。




 だが、もちろんのこと、この旅行でパパドンが痩せられなくても(あるいは、逆に体重が増えたとしても)ママポンはその責任はいっさい負わない。




 ペロ中学2年生の上のムスメ)は、「夏休みはやっぱりゴロゴロしながらテレビゲームにあけくれるのが一番や」 などと言っていたが、そんな意見は無視、むし、ムシ。
  今年の夏休みはテレビゲームとしばしお別れして、社会見学外国語の実地訓練にひたすら励んでもらいまひょ。




 旅行好きのペッペ小学4年生のムスメ)は長期旅行に行けるということで大喜びだったが、毎週楽しみにしているテレビドラマファイティングガールとかいうやつ)が見られなくなることはちょっと残念そうだった。


  まあ、それぐらいはガマンしようね。
おばあちゃんに毎週録画しておいてもらえばいいんだから。



 一番問題なのは、犬ペロペットのキャバリア犬)のことだった。
  連れて行くのは無理だし、1か月以上もペットホテルにあずけるのもかわいそうすぎるし・・・。

  やはり、いつものようにオバアちゃん私のハハ)に面倒をみにきてもらうよりほかはなさそうだ。



 今回は長期間だからいやがられるかなあと思ったけど、オバアちゃんはこころよく引き受けてくれた。
 やっぱりオバアちゃんは頼りになるね!

 というわけで、問題はすべて解決。

 英語がほとんどしゃべれないのにアメリカ大陸を子連れで1カ月間以上もかけて周遊しよう、というママポンのかなり無謀な旅行計画は、めでたく実行に移されることとなった。


ビジネスクラスで行く超ケチケチ旅行
につづくよ