出発から7日目(ニューヨーク7-1)
2001・7・29

映画館でハッピーバースデイ


 今日は日曜日なのでミッドタウンの様子がいつもとかなり違っていた。いつもはみんな早足でせかせかと歩いていて1秒たりとも無駄にしてはいけないというような感じなのだが、今日は観光客が多いせいか街全体がのんびりムード
  いつもは車がいっぱいのブロードウェイも歩行者天国になっていて、昨日見たのと同じような出店がいっぱい並んでいた。



 そこでもやはり、昨日ペッペが入ったのとまったく同じような仮設トイレが設置されていた。
 
ペッペはそれを見たとたん、その中のことを思い出したようで青ざめて逃げていってしまった(トラウマになるほど汚かったのか・・・)。



 ブロードウェイやワールドトレードセンターなどのおみやげ屋さんではかなり高い値段で売っていたおみやげ用のキーホルダーが、出店では半額以下で売っていたので、ペッペは自分のおこずかいでキーホルダーをたくさん買った。
 パパドンはTシャツを何枚か買っていた。私はケチケチ精神をつらぬいて何も買わなかった。


 ラーメン屋のサッポロで昼食を食べてから、セントラルパークに行った。
 
野生のリスがいたのでペッペが大喜び。リスはほっぺをふくらませて地面 に落ちているどんぐりを食べまくっていた。

 セントラルパークからアッパーウエストに出たところで、ペロがトイレに行きたいと言いだした。またまた今日もトイレ探しか・・・と思ったが、幸い近くにリンカーンセンターというところがあり、そこでトイレを借りることができた。よかった、よかった。
 そのあと、リンカーンセンターの近くにあったタワーレコードに入った。広くて品数も多く、見ているだけでも楽しかった。

 今日はペロの誕生日なので、このあとはペロが行きたいところに行こうということになった。

 ペロのどこに行きたいかと聞くと、「ファイナルファンタジー」の映画が見たいと言った。
 地図で映画館を調べると、ソニーアイマックスシアターというのが近くにあったので、そこへ行って4時半開演のチケットを買った。
 開演時間まで1時間ほど時間をつぶさなければならなかったので、ジョンレノンが住んでいたダコタアパートまでぶらっと歩いたりしたあと、大きなスーパーでお菓子やジュースを買って映画館に入った。
 映画のせりふはすべて英語だったが、映像中心の映画だったのでペッペもまあまあ楽しめたようだった。ペロは見たかった映画を見ることができてうれしそうだった。
 

 ホテルに戻って、フロントの前でエレベーターを待っていたとき、フロントの前にいつも積んであるおいしそうなリンゴやオレンジのことを気にしていたペッペがあれをもらってくる」と言ってひとりでフロントのほうに走っていった。そして両手いっぱいにりんごやオレンジやキャンディーをもらってもどってきた。


 フロントの人に「May I have this?」ときいたら、フロントの人はニコニコしながらあれもこれも持っていけと言って山盛りくれたらしい。子供がたどたどしい英語できいてきたから特別にいっぱいくれたようだ。おかげで今日の夕食のデザート代がういた。
 ペッペ、でかしたぞ!


 ソーホーとチャイナタウンでお買い物
につづくよ