出発から8日目(ニューヨーク8-1)
2001・7・30
ソーホーとチャイナタウンでお買い物
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私の割れていた足の親指の爪もかなりのびてきたので、今日からなんとかスニーカーが履けるようになった。
これでようやくパワー全開。今日はいっぱい歩くぞー!! |
土曜日にソーホーに行ったときは人が多すぎてゆっくりまわれなかったので、今日はもう一度ソーホーに行くことにした。パパドン以外の3人はまだ地下鉄に乗ったことがなかったので今日は地下鉄に乗った。
地下鉄はバスよりもかなり速く、あっというまにソーホーに着いた。昼間だったので、残念ながら地下鉄でオカマのカップルを見ることはできなかった。
ソーホーは土曜日に歩いたところと同じ場所だとは思えないほど人が少なかった。
本当にここでいいのかなあ、と思って地図を広げて見ていたら、すぐに親切なおねえさんが「どこへ行きたいの?(英語)」と声をかけてきてくれた。
ソーホーに行きたいと答えると、ここがソーホーであっちがリトルイタリーよ、とていねいに教えてくれた。
ニューヨークには親切な人が多い。それにみんなとてもフレンドリーだ。
日本の都会で地図を見ていても、声をかけてくれる人なんてあんまりいないよね。
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しばらく歩いていると、ペッペが自分好みの服屋を発見。カッコいいデザインのTシャツがいっぱいあるお店で、ちょうどバーゲン中だった。
ペロとペッペはそこで1枚ずつTシャツを買った。
ペロはドクロの絵が描かれたタンクトップを買い、ペッペは胸のところにSEXYと書いてあるロックっぽいデザインのTシャツを買った。
どちらのTシャツもカッコいいんだけど、SEXYと書いてあるTシャツを小学4年生のペッペが着るのはちょっと無理があるかも。
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ちなみにその時のペッペの服装は、家ではパジャマがわりに使っているたれぱんだのよれよれのTシャツと半パンだった。
オシャレな服もいっぱい持ってきているのに、ニューヨークでたれぱんだを流行らせたいと言って毎日わざとそればかり着ているのだ。

だからもし近々ニューヨークにたれぱんだ旋風が巻き起こったとしたら、それはたぶんペッペのおかげだ。
お昼はソーホーの近くのリトルイタリーでペロの大好物のピザを食べた。いつも家で食べる宅配ピザなんてピザじゃないと思ってしまうほどおいしかった。しかもめちゃくちゃでかい。テーブルと同じぐらいの大きさのピザがドーンとやってくるのだ。 |
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ペロは大満足。
だが、パパドンのダイエット作戦にはかなりのダメージを与えたかも。
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ピザを食べたあと、リトルイタリーの隣にあるチャイナタウンに行った。
ソーホーやリトルイタリーは人が少なかったのに、チャイナタウンは観光客であふれかえっていた。ニューヨークで一番活気があるのではないかと思えるほどの盛況ぶりだ。
看板はすべて漢字で(マクドナルドまで漢字だった)、ここがアメリカだとは思えないような景観が延々と続いている。
おみやげ物屋などの小さなお店が道の両側にぎっしりとあって、どこもウソのように安い。Tシャツは6枚で10ドル、つまり1枚200円ぐらいだ。
どういうわけか、現在上映中の映画のビデオも売っていた。
ニセブランド品も堂々と売られていた。ペッペがかぶっていたナイキタウンで買ったサンバイザーにそっくりなものもあった。値段は本物の半額以下だった。ペッペの帽子とよーく見比べてみると、分厚さが少し違っていたが見た目はまったく同じだった。
ちょっとヘンなポケモンやキティーちゃんやミッキーマウスも山のように売っていた。
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とにかくチャイナタウンはバチ物がいっぱい。とても元気のいい町だ。
地下鉄でミッドタウンにもどり、セントラルパークの近くにあるかばん屋に行った。
明日は飛行機に乗ってオーランドに移らなければならないので、荷物をすっきりまとめるために大きなスーツケースを買いたかったのだ。
値切るのが大好きなパパドンは、ふとっちょなマリオのようなイタリア人風の店員さん相手にカタコト英語で値切りまくった。
妙に陽気で調子のいいその店員さんは何とか高い品を買わそうとイタリア語なまりの英語でしゃべりまくり、同じく妙に陽気で調子のいいパパドンは何とか安くで買おうと日本語なまりの英語でしゃべりまくっていた。
そんなふたりの息はぴったり。
言葉の壁などドーンと超えて商談はトントン拍子に進み、ペッペでも入れそうなぐらいの大きなスーツケースを30ドルほどでゲットすることができた。
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そのスーツケース持っいったんてホテルにもどり、明日のチェックアウトにそなえて部屋の片づけをした。いよいよ明日でこのホテルともお別れだ。
エンパイアステートビルの夜景
につづくよ

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