太鼓と芝居のたまっ子座は、「赤ちゃんからお年寄りまで、全ての人の心に響く太鼓とお芝居の舞台を」という思いで、独自の作品を創作・上演しています。

 その中で、保育園・幼稚園での上演において30年以上の実績を積み重ね、数多くの子どもたちの感性表現する喜びを拓く出会いの場を作ってきました。

“太鼓の絵本”

 私たちが保育園・幼稚園にお届けするのは、単なる和太鼓の演奏、和太鼓のコンサートではありません。

 たまっ子座の舞台は、牛や馬、カエルやダンゴムシ、雨や風、雪…様々な自然や動物、絵本のページをめくっていくようなストーリーや情景が浮かんでくる演奏やパフォーマンス、お芝居を通して、想像力をいっぱい膨らませて楽しむ舞台です。これまで、多くの作品で、園児のためのお楽しみ会や保護者の方、地域の方々と一緒に楽しむ催しとしても広くご覧いただいています。

 また、保育園・幼稚園での公演では、上演の他に、子どもたちひとりひとりに 太鼓をたたいてもらう時間を設けています。舞台を観て心がほぐれて、「やってみたい!」を形にできる、たまっ子座の公演の中でもとても大切なシーンとなっています。

 太鼓は言葉を話しませんが、言葉を超えた何かを子どもたちが感じ取り、心を震わせる瞬間をぜひご覧になっていただきたいと思います。

 新型コロナウイルス感染症の世界的な蔓延という厳しい状況の中でも、子どもたちの心が置き去りにされることなく、感性を揺さぶる本物との出会いを通して、心豊かに成長し続けていくことを願い、たまっ子座は上演を続けて参ります。

保育園・幼稚園向け作品のご紹介