航空自衛隊浜松基地航空祭見聞記(4)

 

 基地祭のメインイベントが終わって、帰路につく観客が目立ってきた。
 我々もみるべきものはすべて見たのだが、今帰ると確実に渋滞に掴まる。
 そこで基地隣接の公報舘へと歩いて向かった。

 20分くらい歩いただろうか、喉が乾いてしょうがなくなった頃にようやく目的地に到着。
 我々が見物していた場所から滑走路の反対側に、公報舘はあったのだ。
 まず目についたのは、公報舘正面に飾られた初代ブルー使用機F86セイバー。
 満たされたと思っていた、我々の心をさらに煽りたてるには十分すぎるシロモノ。

 そのまま館内に突入。
 真っ先にみたのはF−104「スターファイター」である。
 この機体が世に出た時「人類最後の有人戦闘機」などと称された歴史に残る機種だ。
 さんざん眺めて、さらに先を進む。

 今度はブルーの初代&二代目機種、F86FとT2が同じホールに並んでる、ベタベタと触りまくり感触確かめまくり(笑)。
 人が見てなかったら、きっと歯ごたえまで確認してたぞおりゃー(^^;
 その後、喫茶コーナーで休憩閉館時刻の4時まで粘る。
 退出したあとは屋外広場にあったナイキJミサイルをベタベタと触りまくる。
 とにかく触らないと満足しないらしい<自分

 ここまでやってようやく満足、駐車場に戻り車内で暗くなるまで仮眠。
 陽が落ちた時分で、ようやく道路の混雑が解消されていた。
 東名のインターまでゆき、一路秦野中井インターまで一直線!
 のはずだったけど、御殿場インターより先最大50キロの自然渋滞にぶつかる。
 ……なんなんだ一体(^^;

 金払って渋滞にはまるのもいやなんで、御殿場で降りて国道246に入る。
 どっちにしろ渋滞するところは渋滞してた、でも減るのはガソリンだけだからまだマシって事で我慢する。
 広田の自宅に到着したのはPM10:00前後だった、氷猫君はさらにバイクで都内まで帰宅。
 24時間フルに使った休日だった。
 なんせ面子まで最小限に絞ってようやく実現した企画なのだ、これ以上はないくらい満足できた。

(この計画でゆくためには、広田の同乗者は自宅まで深夜に自力帰還する必要がある)

 来年もこの充実感を味わうつもりである。

 

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