Mr.Moonlight(月光旅人)第3回目/演劇集団キャラメルボックス

観劇日 2001.8.28 19:00 2階2列1番 池袋サンシャイン劇場

3回目の感想になりますがこれほど印象が代わってしまったことが驚き・・・
今回は2階席から観たのですが階段のほうが楽しみだった不届き者(^^;



あらすじは第1回目の感想に譲るとして,視線の違いに付いて書いてみたいと思います
今回ほど男女違いが出ているのではと思ってしまった
成井さん(キャラメルボックス代表)の本に関して賛否両論が出たと思うのです
人を見た視線がどうしても男性側に偏ってしまって(古典的な),女性にとっては何故こんな気持ちになれるのであろうか問われてもしょうがない点が多々あったと思うのです
特にある役者さんに関してとてもかわいそうと思ってしまったので・・・(私は役者さんの責任にするのはかわいそうだと思っています)
確かにこれまで男女の視線の違いを役者さんの演技がうまく隠していた,あるいは人を思う気持ちに隠れてわからなかったということももいえるかもしれないのですが,私は鹿島のキャラクターを浮き彫りにするために必要なものであったということで割り切っています
鹿島はどこにでもいるような人物であるようであるが,人に対する思いについてはとても強い
それに対する悪い意味での強さがあのキャラクターになったのではないかと私には思えるのです
ただあの形であることには違和感がありましたが・・・
これからどのような本を書いてくれるのかが楽しみであり,不安でもあります(2001.9.25記)