僕のポケットは星でいっぱい(その2)ネタバレモード/演劇集団キャラメルボックス

観劇日 2005年6月4日 16時00分 通路席D列7番
           6月11日 14時00分 補助席28番  東京・新宿シアターアプル

ネタバレモードになっていますのでまだ見ていない方はまずは『僕のポケットは星でいっぱい』その1『広くてすてきな宇宙じゃないか』(四演)(その1)をお読みのうえでこの下をお読みください

 

 

 

 

初見のときにわからなかったことが・・・

あらすじ

タイムマシーンの前で争う2人
1人は随行員ヌカダ(左東広之さん),もう1人は少年ヒデトシ(藤岡宏美さん)
そこに2人のカップルカシオ(大内厚雄さん),先生(小川江利子さん)が現れ,ヒデトシを助ける
3人はカシオの家へ向かう・・・


この作品はあまりに劇団向けの知っていると楽しめるシーン満載でその点は削ってもいいくらい・・・と書いたら怒られそうですが・・・(苦笑)
それを抜いてもいい作品であること,知らなくても楽しめるのですが・・・
ヒデが何故ここまでタイムマシーンにこだわるのか・・・
初見の時に大好き,守りたい以外に何があるのかが今回わかりました
それはタイムトラベルのなかで父親と同じように母親を守りたいんだ
未来に行けば何とかなるかもしれないのに,何故父親は未来へ行ってやらないのだ・・・という気持ちがあったのだと思う
だから自分が未来へ・・・ということになったのだろう
自分は未来へ行って現在を守るんだという気持ちが強い
カシオはそれを知っていたからヒデを諭したのでしょう
それもはるか先生に言わせることによって説得性を持たせた・・・
あああ・・・泣けてしまう (2005年6月12日 千秋楽前に記す)