裏切り御免(その1)Rキャスト/演劇集団キャラメルボックス
観劇日 2002.11.23 19:00 補助席 松 12番 東京・池袋サンシャイン劇場
いつも観劇することにしているキャラメルボックスの冬公演
タイトルがクリスマスらしくないということと,立川迅助というキャラメルボックスオリジナルの登場人物が出るということだったのでどのように料理するのかが楽しみ♪
あとネビュラプロジェクトの加藤プロデューサーが話していたXXさんが痩せているかどうか論争にも終止符を打つために・・・
あらすじ
新選組隊士の立川迅助(細見大輔さん)は走って大坂から京都へ戻る途中
伏見の材木置き場で坂本竜馬(岡田達也さん)が手を怪我してうずくまっているのをみつける
竜馬は自分が竜馬であることを迅助に悟られないため迅助の病院への勧めを断る
迅助は山崎(西川浩幸さん)に呼び出され,新選組を襲う勤皇派の浪人がいて,その浪人がいると思われる屋敷に潜りこむように命令される
会ったことがない坂本竜馬の手紙を持っていき,信用を得るようにいわれれ迅助は困惑する
その屋敷の中には浪人が4人(大内厚雄さん,菅野良一さん,畑中智行さん,三浦剛さん)おり,迅助にはその中の誰が下手人かわからなかった
ある日坂本竜馬がやってくると聞かされ,一度も会っていないのでどう逃げようかと迅助は考えているうちに会ってしまうのだが・・・
今回,やっぱり細見さんと岡田達也さんになりたい・・・
と思ったことが一番!
迅助のスカッとした性格について丁寧に描かれていてその点ではとてもよく出来た物語
シリーズ化してもいいくらいいいですね
立川迅助は細見さんと言ってもいいくらいはまっています(初代の今井さんについての記憶はありますけど)
女優陣に関しては前田綾さんの『ゆきの』と岡内美喜子さんの『あやの』は今回ちょっとまた不満というかイメージ的に合わない感じ
特に『あやの』は多分脚本でイメージしている感じとはちょっと違うのでは・・・と思ってしまった
ただその点は演出上の変更点なのかも知れないのですが,できればもっと『ゆきの』と対極に位置してもらいたかった
演出上では殺陣が結構高度で危なくないのか・・・と思ってしまったくらい
その他気づいた点は特に目立ったと言うよりも完全に竜馬と迅助の物語になっているので,後は付けあわせという感じで・・・
脚本ではちょっと設定的に無理が・・・あるんじゃないのか?と思ったのが浪人3人について
結論から言うと脚本の流れで前振りがないと最後のあのシーンへ繋がるというのはちょっと無理・・・
そんな人に見えない!
少しでも前もって見せてくれると納得するけどなあ
久しぶりに劇場で感想を書いて渡そうと思っていたのにそのまま持ち帰り(苦笑)(2002.12.19記)
そしてその2へ
