■韓国ドラマ:ハノイの花嫁 2005/10/1(土)


さて、今日は土曜日ですが
いつもどおり職場で仕事をしていたところ
社内メールが到着


うちの職場の系列病院がロケ現場となって
最近SBSで放送された短編ドラマが
10月3日に再放送されます。




え?




ロケしてたの?

ぜんぜん知りませんでした





ちなみにロケ現場になったという系列病院とは


そう。
私が食中毒で入院したあの


牛乳とか消化にやばそうな入院食で
早朝深夜にバタバタと回診があり
点滴に当たり前のように空気を混入させる
看護婦さんの服に全く萌え要素がない



あの病院である。(血涙)
韓国ではそれがデフォ







で、そんな場所をロケ地に選んだドラマというのが
9/19に秋夕の特番として放送された

하노이 신부


主演のキム・オクビンイ・ドンウク


簡単にストーリーを紹介しますと



兵役の代わりに
ベトナムで医療奉仕に従事する主人公が


現地で通訳をしてくれたヒロイン

と恋に落ちる

しかし
昔韓国の男に弄ばれて捨てられた過去のある
ヒロインの姉による妨害で
二人は誤解したまま主人公の韓国帰国により引き離される

一年後ひょんな偶然から
二人は韓国で再開することになるのだが...




という

海外ロケ→韓国へ
の王道パターンドラマな模様。

で、その韓国での舞台となる主人公が勤める病院が
ウリ職場の系列病院なわけである


ここで素朴な疑問がわくのであるが






なんで出会いが
ベトナムなんよ?

根本的な製作意図に対する突っ込みですね





実は設定自体はかなり
現代の韓国社会をうまく風刺しした
つくりのようなのです。







このヒロインは当然ベトナム人の設定なのですが
厳密には

韓国系ベトナム人


【予備知識】

韓国はベトナム戦争時に軍を派遣
アメリカ軍とともに共産圏と戦った過去があります

(映画クラシック邦題:ラブストーリーにも出てきましたね)

そのとき韓国兵士と
現地のベトナム人女性の間に産まれた子供が
結構いるらしいんですよね

韓国兵士、あっちの銃もしっかり使っていた模様



ということで
韓国人の父とベトナム人の母というハーフですから
韓国人俳優が現地人として流暢な韓国語でしゃべっても
何の問題もないわけです。
実は今年がベトナム戦争終戦 30 周年にあたるとか

※【追記参照】



そして




なんでわざわざ韓国へ
やって来ることになったのか?


実は医者の主人公の兄は農家という設定



【予備知識】

韓国の農村も一昔の日本と同様
嫁の来てがなく

アジアの女性との集団見合い婚
を行っている状況です






そう。
なんと彼女は

韓国の農家の嫁候補として


ベトナムからはるばる韓国へやって来たのです

しかも

元カレ(主人公)の兄の
見合い相手として!


イ・ウォンジュン


さぁ、韓国ドラマ王道の

三角関係ですよ!

しかも相手は


血の繋がった兄弟!



そして長男の嫁問題解決をを最優先し
医者の次男には同じ韓国人の嫁を望む

母の存在


カン・ブジャ




なんか韓国ならではの
魅力的題材満載です


まぁ、実際は
2部構成の短編ドラマということで
それほど深く掘り下げずに
さらっと流して終わってしまうんでしょうけどね(爆)












※【追記】


どうやらベトナム戦争時の落とし種とか全く無関係で

本当にベトナム人の役

らしい
(意味ないじゃん)


日記過去ログ   【レビュー@】兄の花嫁候補は元カノ→