さて、今日は土曜日ですが
いつもどおり職場で仕事をしていたところ
社内メールが到着
うちの職場の系列病院がロケ現場となって
最近SBSで放送された短編ドラマが
10月3日に再放送されます。
え?
ロケしてたの? ぜんぜん知りませんでした
ちなみにロケ現場になったという系列病院とは
そう。
私が食中毒で入院したあの
牛乳とか消化にやばそうな入院食で
早朝深夜にバタバタと回診があり
点滴に当たり前のように空気を混入させる
看護婦さんの服に全く萌え要素がない
あの病院である。(血涙)
韓国ではそれがデフォ
で、そんな場所をロケ地に選んだドラマというのが
9/19に秋夕の特番として放送された
하노이 신부

主演のキム・オクビンとイ・ドンウク
簡単にストーリーを紹介しますと

兵役の代わりに
ベトナムで医療奉仕に従事する主人公が
 現地で通訳をしてくれたヒロイン
と恋に落ちる
しかし
昔韓国の男に弄ばれて捨てられた過去のある
ヒロインの姉による妨害で
二人は誤解したまま主人公の韓国帰国により引き離される
で
一年後ひょんな偶然から
二人は韓国で再開することになるのだが...
|
という
海外ロケ→韓国へ の王道パターンドラマな模様。
で、その韓国での舞台となる主人公が勤める病院が
ウリ職場の系列病院なわけである
ここで素朴な疑問がわくのであるが
なんで出会いが
ベトナムなんよ? 根本的な製作意図に対する突っ込みですね
実は設定自体はかなり
現代の韓国社会をうまく風刺しした
つくりのようなのです。

このヒロインは当然ベトナム人の設定なのですが
厳密には
韓国系ベトナム人
【予備知識】
韓国はベトナム戦争時に軍を派遣
アメリカ軍とともに共産圏と戦った過去があります

(映画クラシック邦題:ラブストーリーにも出てきましたね)
そのとき韓国兵士と
現地のベトナム人女性の間に産まれた子供が
結構いるらしいんですよね
韓国兵士、あっちの銃もしっかり使っていた模様
|
ということで
韓国人の父とベトナム人の母というハーフですから
韓国人俳優が現地人として流暢な韓国語でしゃべっても
何の問題もないわけです。
実は今年がベトナム戦争終戦 30 周年にあたるとか
※【追記参照】
そして
なんでわざわざ韓国へ
やって来ることになったのか?
実は医者の主人公の兄は農家という設定
【予備知識】
韓国の農村も一昔の日本と同様
嫁の来てがなく
アジアの女性との集団見合い婚
を行っている状況です
|
そう。
なんと彼女は
韓国の農家の嫁候補として
ベトナムからはるばる韓国へやって来たのです
しかも
元カレ(主人公)の兄の
見合い相手として!

イ・ウォンジュン
さぁ、韓国ドラマ王道の
三角関係ですよ!
しかも相手は
血の繋がった兄弟!
そして長男の嫁問題解決をを最優先し
医者の次男には同じ韓国人の嫁を望む
母の存在

カン・ブジャ
なんか韓国ならではの
魅力的題材満載です
まぁ、実際は
2部構成の短編ドラマということで
それほど深く掘り下げずに
さらっと流して終わってしまうんでしょうけどね(爆)
※【追記】

どうやらベトナム戦争時の落とし種とか全く無関係で
本当にベトナム人の役
らしい
(意味ないじゃん)
|