■【レビュー】韓国ドラマ:ハノイの花嫁そのB 2005/10/7(金)


第二部の後半です。


【第二部これまでのあらすじ】


母の健康を考えて
元カノの兄嫁入りを認めてしまった主人公
もう引き返せない!

しかしお互い別れた原因が
彼女の姉(韓国男大嫌い)の仕業と判明して
動揺する二人

しかも兄とヌナもここにきて急接近!

果たしてこの四画関係
残りの放送時間でどう収拾をつけるのか?



後悔しながら雨の中さ迷い歩く
私の通勤ルートです






自分の誤解から主人公と
その家族みんなを巻き込んでしまった
良心の呵責






なにも知らずにウキウキの母


指輪を渡し結婚式の段取りについて話し出します


ずぶ濡れなんだから
まずそれを心配してやれよ








当然
倒れます


慌てふためく兄の姿にマジで不機嫌なヌナ


ヌナは
ツンデレですね!






病室じゃ休まらないだろうからと
当直で留守の主人公のオフィステル
ウチの近所には絶対ないな


そこに当直医なのに病院抜け出して登場






――で、姉さんなんだって?
電話のやり取り聞いちまったんだ


たとえ空港で会えてたとしても
今と関係は大して変わらなかったわよ

その後もあなたは私に
連絡してこなかったんですものね!






この一言に
主人公がキレた!


親父の葬式の後一ヶ月悩んだ
お前の本心が知りたくて
大学にお前宛に電話も手紙も何度も送った!
だけど一度も返事がなかった!だから...



大学は休学し下宿も引越ししており
全く知らなかったヒロイン




なんで俺が去ってすぐ休学・引越しなんだ?
姉さんがそうさせたのか?
答えろよ!




相変わらず短気です

カルシウム摂れよ





外国語で事情を説明するのって
エネルギー要るんです
一方的に畳み掛けられると
反論する元気なくなるってマジで
(経験者)






俺が憎かったら俺に復讐しろよ
兄貴や家族を巻き込むことないだろうに...

お、珍しく筋が通ったセリフ





もうね素直になれない二人
言葉の壁は私にもわかります
だからもう少しもちつけ





で、何も知らない兄は
ほとんどピエロ







ベトナムへ帰ることを決意








別れ際にヌナに挨拶



あの人(兄)の愛している人は
あなただけです


一人の人が心の奥深くに入り込んでしまったら
他の人は入ることができません
心の中にその人を置いたままでも結婚できる相手として
私が選ばれただけです

それは私の方も同じ境遇だから…




あなたもそうだから長い間あの人(兄)と
兄妹のように一緒にいられたんじゃないのですか?




彼女の言葉でついに決心するヌナ







彼女がベトナムに帰るって


彼女にも俺にも...それがいいのかも知れないな

内心ほっとしている兄



自分が韓国に迎えたんだから
自分が送り出さなきゃな。
今彼女はどこに?


彼女、遠くからでも
顔を見ておきたい人がいるとかで
病院へ行ったわよ









文字通り遠くから見ているヒロイン


見つめる先には


おまえかー!



泣きながら立ち去る




考える兄



シーン@


シーンA


シーンB



ようやく理解











このやろぉ!


ぶぇらぽっ))Д´)/




彼女を傷つけた韓国人男って
テメーのことだったのか!







お前が帰国した後
彼女がどんな気持ちでいたのか
分かってんのか?


子供ができたから捨てられたんだとか
お前の子供は中絶したとか
友達や近所から陰口たたかれて
そんな姿に
お姉さんが耐えられなくなって薬を…





どれほど彼女を苦しめたか
分かってんのか?
ああん?









そりゃ休学して
引っ越したくもなるよな






っつーか



ベトナム人社会って
そんなに
偏狭なのか?
よくベトナム政府がロケ許したなぁ










慌てて引止める主人公




怒涛の展開が続きます




指輪を置いて嫁はどこさ行っただ〜?




事情のつかめない母に




私が嫁じゃだめですか?
ヌナ爆弾発言




――ほえ?





――じゃ、お前を頼りに来たヒロインはどうするよ?




おれがもらうってどおよ?













げしっ(怒)






40過ぎて嫁の来てのない長男にだからで
お前(主人公)の嫁じゃ話は別だよ!


(高学歴の医者で引く手あまたなのに)
ダイヤを前にガラス拾うにも程がある




酷い言いようですが
かなりリアルな現実

韓国リアリティ









そのまま卒倒





そして









ヌナが兄と結婚すると聞いて
ブチ切れるヌナ母


大卒で引く手あまたのうちの娘を
なんで学歴のない農家の40過ぎ男に
取られなきゃならんのさ!




さっき
自分の叫んだことを
ヌナの母親から
そのまんま言われる母







めっちゃ後悔







しかし彼女はすでに
ベトナムへ帰国








結婚は一生履く靴と同じで
他人の見た目より本人の履き心地だと思います



もう子供じゃないんだから
本人同士にまかせましょうや



話せるじゃんヌナ父

放送時間も残り少ないしね











そして退院




お前の靴を私が履くわけじゃない


お前の足に合う靴はお前が直接選びな







――ってことで半年後



再び舞台はベトナムへ



行方不明の彼女を探しつつ
元の病院に勤務



全ての元凶の姉登場



そうか、
韓国の男は一度帰ったら二度と迎えに来ない
旅はヤリ逃げ
ってのが彼女の持論でしたね




また来たぞ
妹の居所教えろや!










さぁ、放送終了まであと2分30秒!






無事ご対面


結婚しよう!










信号変わってるんだが
無視ですかそうですか...


−Fin−




セリフを追ってみると
それなりに見ごたえのある筋なんですけどね


ベトナムお見合いツアーでは
貧困にあえぐ家の娘が
金と出稼ぎビザ目的で参加
会ったその日に初夜まで
済ませて
嫁入りケテーイという
いかにも韓国人向けプランだということ


農家の嫁不足に見られる
結婚相手に対する学歴偏重意識と
外国人の嫁に対する差別意識など

結構今の韓国の風潮をうまく風刺しているのもポイントかと



いかんせん
盛り上げるべきシーンに流れるBGMの選曲がお粗末すぎ
これでだいぶ損してますね




まぁ、ぶっちゃけ
日本にお目見えすることはまずありえなさそうなので
全体の流れを網羅するレビューにしちゃいました





最後までやり遂げた自分に乙。


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