N頑張れ日本

ウリ下宿はリビングに韓国ならではの大型テレビが設置してあり、ソファーでゆったり寛ぎながらサッカー観戦ができる。
そこで同じ語学院の日本人留学生を誘ってワールドカップ観戦を企画してみた。


16強入りの喜びを日本国内で、大観衆とともに味わいたかった我々。

そんな思いを胸にテレビの前に陣取る

ちなみに韓国では民放が協力し合い、
全試合を生中継してくれている。

日本対トルコ
ベスト8を賭けた試合

柳沢のヘボ振りを見つつ、
それでも応援

途中切れた主人(下宿)の姿に怯える息子をなだめつつ
0-1
試合終了……

俺たちの夏は終わった

君たち、
その切り替えの
速さはなに?
(泣)

正直この日は本当に泣きました。
日本の政治・教育・習慣、不満が多い自分の中にこんな日本を愛する心があったということにビックリするくらい。
■教訓 》
――なんだかんだ言ってもやはり「母国」なんですね。

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