・ななめ(大) 高音側の歯が突起に届いていないのがわかるでしょうか。 当然、この部分は音がしません。伴奏だけがむなしく響くオルゴールになってしまいます。もちろん、反対向きに斜めになれば、低音のないつまらない音のオルゴールになります。
・ななめ(小) 一応、どの歯も当たっています。しかし、高音側の当たりが弱くなっています。高音側の音が弱く、低音側の音が強くなります。 バランスが崩れるのはまだしも、低音は歯先が大きく持ち上げられてから音を出すため高音よりも遅れて出ることになり、リズムが狂ってしまいます。
「ななめ(小)」の時の、櫛の歯の振れ方。奥の低音側の歯が大きく持ち上がっているのがわかるでしょうか。