本誌注目の演歌歌手1
ここでは、高野 善通が注目する・有名歌手・これから有望な歌手の紹介を続々いたします。順番は順位つけではありません。
1.
岡ゆう子さん
本誌の注目第1号には、これからの有望歌手として名前をあげさせていただきます。
彼女のすごいところは、なんとご当地ソングが持ち歌として400曲以上(!!)あるというところです。これは、地元に密着した活動という点において評価
すべきところだと思います。すなわち、地道なこのような活動こそが、地元地元においてファンを増やし、結果的に売上を増やすことができるというところでしょう。
地元の歌というのは、全国的には無名でも、その土地の方々にとって愛着が沸く歌が多いからです。
私が彼女の名前を最初に知ったのは、巣鴨においてキャンペーン活動をしていた(当時は「夢盃」のキャンペーン)ところでした。その当時はどんな歌手なのか、
あまり知らなかったところで、歌を聞くだけに終わったのですが、その直後にNHK歌謡コンサートで、「夢盃」の紹介当時に「ご当地ソング400曲以上」という
紹介がされて、「すごい!!」と思ったのを覚えています。その後、「浮き草の宿」「想い酒」も好調で、出てくるべき歌手が出てきたという感想を持ちました。
私も、岡ゆう子さんの「ご当地ソング」のアルバムがあれば聞いてみたいと思っています。
このような歌手がどんどん出てくることが、この業界の活性化には期待されます。
2.
嶋三喜夫さん
本誌注目の第2号は、彼の名前(かなり更新遅れましたが)を掲げました。
年齢的にはベテランですが、デビューは1997年ですから、名前を知らない、という方もいらっしゃるかもしれません。また、2001年暮れに、「里がえり」が
ラジオで大きく取り上げられて(「NHK新ラジオ歌謡」から)、それで名前は知っているという方もいるかもしれません。でも、テレビで見た、という方は少ないのでは
ないでしょうか?
昭和53年から、三橋美智也さんの付き人を長年務めた、ということもあり、初めて銀座の演歌まつりで見たときは、経歴からも、苦労人、という印象がありました。
自主制作のCDが認められて、遅咲きのデビューを果たした、ということだそうです。でも、初めて「演歌まつり」を見た時に、これだけ苦労をされている、ということで
あればこその、経験の多さ、芸の深さ、というものを感じることができました。当然、名前を売り込む、ということになれば大変な作業ですから、「いかにして自分を売りこむか」
という技術にも長けている、という印象もありました。別の番組で表現をするならば、「笑点」の会場のお客さん(特に、年配の方々)を笑わせる、そんな感じがあると思います
(そういう私も「笑点」のファンです、、、オヤジっぽいのかなぁ?)。でも、その一方で、2002年春の「演歌まつり」では、司会者がおっしゃるように、
「嶋さんと話していると、他人と話している雰囲気がしない」、そんな人柄の厚さ、これも付き人時代の苦労があってこそ、だと思います。
このような、エンターテイナー的えだり、しかも演歌を歌い、情に厚い、そんな歌手が最近少なくなってきた、いや、このような人柄こそが演歌の原点にある、ということが
最近のこの業界には忘れられているような気がしてなりません。
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