高野 善通の 演歌の世界
松山逍遥
2.背中を押す日は 南から 影示す方へ 旅の路 行く手には 懐かしさ 想い出深き この街に 詩人(うたびと)たちが 腰下ろし 四時(よとき)の流れを 伝え行く 地の人の心 受け止めて 旅人ふれあう 道後の湯
3.夕暮れ近づく 西見れば 照り光る色の 瀬戸の海 浮かぶ島 見つめつつ 迫る別れの 時を待つ 船出の汽笛 一声が 惜しむ心を 断ち切りて また訪れよう この街に 行く人見送る 堀江の津
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