釣行日時:2001年9月29日(土) 6:30〜11:30
釣行場所:茨城某所
潮:中潮
天候:晴れ
同行者:ヒロさん
深夜ひたち某堤から移動。
ヒロさんと待ち合わせするコンビニで寝ることにした。車で寝るのは久しぶりだ。
目覚ましを5時40分にセット。足と体にジャンパーを掛けて就寝。。。
だが、3時、4時と幾たびか目覚めてしまう。寒いのだ。
天気予報での最低気温は11℃と聞いて覚悟はしていたが予想していた感覚より寒かった。「参ったな〜」
そして朝が来た。5時30分にはすっかり目覚めてコンビニでモーニングコーヒーとパンを購入。腹ごしらえをする。
ぼぉ〜としているとヒロさん登場。「おはようございまーす!」ヒロさんも朝食を購入し、本日の戦場へ案内してもらう。
今日はマゴチ狙いでヒロさんにわざわざご一緒していただくのです。
ヒロさんは今シーズンも数々のマゴチをGETしており、腕はもちろんポイントも熟知しています。
なのでマゴチが釣れるシーズンが終わる前に是非とも釣ったことのないマゴチを釣りたく思いお願いしました。
そんな思いが今日成果として表れるのか、はたまた玉砕してしまうのか大きな期待と不安が入り交じる一日のスタートなのです。
海のコンディションはいい方で風は弱く、波も高くない。
マゴチはソフトルアーで狙います。シーバスロッド1本と簡単な釣り道具一式、クーラーBOXと比較的身軽な準備。
まずは第一ポイントへ案内してもらう。以前聞いたおすすめのソフトワームをセットして海底を探ります。
ポイントの場所を竿を引くスピードに注意しながら探っていく。
開始30分を経過した頃、ヒロさんにあたりがあったらしい。しかしうまくのっていなくてばらしてしまったとの事。
「いるか!よし、頑張ろう」眠気の覚めない頭に渇を入れて探っていく。
が、いつものようにうまくいかない。私にはあたりはない。もしくはあたりがあってもそれに気づかない。
「コツ、コッ」っと食いつけばわかるそうなのだが底の地形の感触と根がかりぎみの感触が入り乱れよくわからないのだ。
1時間が経過したところでこの場所をあきらめ別のポイントに移動することにした。
仕切直しのスタートです。
しかしいっこうにあたりの感覚が無い(わからない)。
ヒロさんも「おっかしいいなぁ。こんなはずじゃ無いんですけどねぇ」と言う。
「せっかく来てもらったんですからodaさんにはマゴチ釣ってもらわないと」と激励の言葉。
私も眠たいが釣りたい気持ちはもちろんです。
ポイントを広範囲に探る他にヒロさんが仕掛けやワームの種類の交換を提案してくれたりと心遣いが身にしみる。
幕が開いた。
9:55。突然ヒロさんが叫ぶ「odaさん!」
ん?と横を見るとヒロさんの竿がしなり引いていた。来た!来たのだ。
見えてきた魚はもちろんマゴチで型がいい。
「網入れましょうか?」と声をかけたが釣りなれているヒロさんは冷静に必要とすることも無くあっさり抜きあげたのでした。
今シーズン目撃したのと違い、ずいぶんと大きい。 それもそのはず、計測すれば43cmだった。 ヒロさんも「あ〜やっと顔が見れてここに居ることが証明できたー」 とほっと一息。肩の荷が下りた瞬間でした。 そして「よかったらどうぞ」と言われたのでいただきました。 これも最近マゴチを多数釣りすぎているヒロさんならではの余裕発言です。 私としては非常に有り難いおみやげができたと思いました。 今度は自力でGET頑張らねば... |
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流石、ヒロさん43cmのマゴチGET! |
この証明で私にも可能性は急上昇。ヒロさんの「odaさん、釣って下さい!」の言葉にさらに気合いを入れた。
しかし、正直なところヒロさんに釣れても私には釣れないような気がしていました。
釣ったことの無い私にはどうしても感覚がわからないし、もうこの場所には居ないんじゃないかとも思えてしまうのです。
ところが運がありました。10:10。 あたりのわからない私はまた根がかりかと思いましたが一応しっかり針掛かりさせるため 数秒待ちます。そして合わせる。 「んが?!、おお??、ヒロさーん、来たーーー」 竿先に伝わる確かな感触。グイグイと気持ちいい引きが伝わってきた。 「やっ、やりましたよ〜、」「ヒロさんすいません、網お願いします」 |
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陸っぱり初マゴチついにGET!しかも45cmの良型に感無量 |
「バレるなよー。」言葉でも心の中でも数回繰り返した。慎重に引き寄せる。
そして無事に網の中へ。
「やった〜」こんなうれしい瞬間が来るなんて。
今の気持ちを計算式にたとえると
すごくうれしい×すごくうれしい=涙ちょちょ切れ です。
ヒロさんとがっちり握手をかわし「本当に今日来て良かった〜」と大声を出してしまいました。
大きさは望んでいなかったのですが45cmと立派なサイズに感無量です。
10:50。本日の目標を達成し気持ちにゆとりができた。ヒロさんと釣りの話で盛り上がっていたその時。
ゴツゴッ、「ん?来た!」今度は明らかにあたりがわかったのです。
ヒロさん「少し糸を送り込んでから、一気に合わせるんです」とアドバイス。
よし、と合わせると「のった!」2尾目のゆとりかヒロさんに網は大丈夫ですと言った。
バカでした。そんな話の矢先に浮かんできた目測35cmオーバーのマゴチは手前に引き寄せられた時にばれてしまったのです。
残念だったが1尾GETしていたので全然めげない。もしこれが1尾めだったら頭に血がのぼっていたかも。
11:30その後のあたりも無く、お腹も空いたし帰りの体力も心配になり終了。
ヒロさんと気分良くファミレスでランチをとり、日立方面へと向かった。
別の日の釣行で使う仕掛けを買いに日立フィッシングセンターのサウス店に行った。
仕掛けは品切れであったが今日の出来事をE−子さんに報告。ヒロさん共々雑談をした。
E−子さんに「今日のマゴチの写真撮っていく?」と言われましたが今回はなんとなく遠慮することにした。
睡魔を心配しながらヒロさんと別れ家路に向かいました。
帰りの車の中で万歳三唱(心の中で)は幾度と無く繰り返されました。ヒロさんたいへんお世話になりましたm(_
_)m
本日の釣果 マゴチ×1(45cm)