Back New 〜2002年夏・初秋の着物〜(1/1)
  

印の付いた写真はクリックすると画像または柄の一部が拡大表示されます。 Updata 2002/08/10

● 浴衣と簪フェチな日々 ●
昨年の夏は暑さに挫折して、着物暮らしは放棄した。
「来年こそは!」と思ったものの、 やはり盆地特有の暑さに加えて、
ヒートアイランド現象のせいか? 体温レベルの気温が続き、
涼しげな麻でさえ、浴衣風に襦袢なしでお気楽着物モードである。

最近、嵌っている「簪」と、浴衣に兵児帯の日々・・・・。
 



                        
7月14日(日)
 小千谷縮の浴衣に兵児帯で、祇園祭の宵々々山で賑わう四条界隈へ長刀鉾を見物にブラブラとでかけた。
 半幅よりも簡単で、しかも楽な兵児帯! なんだか病みつきになりそうなのだが、浴衣でさえジトッとおした暑さには並行したくなる夏、本格的に着物となると・・・今年もやっぱり自信なし。

 兵児帯も今は女性向けに様々な種類がでているので、センスよくあわせると「いい女〜♪」に変身できそうだが、なかなかそう上手くはまいりません(^^;
 ひとつ困っているのは、リボン結びをすると段々とリボンが下がってきて、下の伊達締めが姿を現すこと・・・。何かよい対策はないかしら?



7月15日(月)
 昨日と同じ浴衣に半幅帯をあわせて、普段着の装い。
 市場へ買い物へ行くと年輩の方に「暑いのにきちんときてはりますなぁ〜」と声をかけられた。いや・・・暑いのだ! まるでサウナの中を歩いているよう(^^;

 大きめのビーズと銅線のような物で作った簪スタイル。



7月16日(火)
 夕方、知人と一緒に祇園祭の宵山へ。

 ヘアスタイルはいつも同じで、左右の髪をねじって後でひとつに束ね、三つ編みにする。それをクルッとひねりながらシニヨンを作る。
 以前はバレッタをとめていたが、最近は簪ばかりを使っている。
 今日の簪は少し古い物で、多分セルロイドじゃないかな?と思っているが、定かでない。



7月29日(月)
 16日と同じ浴衣。洋服地っぽい格子柄だが、今年の竺仙さんの浴衣である。今日も兵児帯をあわせて、夕方、近所へ買い物へ。う〜ん・・・、夕方といっても西日が強くて暑い〜!

 簪は500円也のプラスティック製を、2本使って遊んでみた。最近、近所の通りが様変わりして、若い人向けのブティックや50年代〜70年代の欧米の古着を扱うお店などお洒落なお店が増えている。その中のビーズ専門店で求めた物。
 ビーズを使った髪飾りなども涼しげで、楽しそうだが・・・、自作には至っていない(^^;



8月4日(日)
 縞の小千谷縮をお襦袢なしで浴衣風にして、半幅帯をあわせてみた。4〜5年前まで「夏は着物を着ない」宣言をしていたのに、小千谷縮を知ってからは「麻こそ夏の着物の醍醐味」と感じるようになった。この着物も毎年よく袖を通している。

 簪は写真ではよくわからないが、東南アジアの木製の物。



簪いろいろ・・・vol.1
簪いろいろ・・・



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