山本監督と仲間たち2002

2002年の広島東洋カープを名言の数々で追いました。

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2002年の試合結果

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10月18日  広島・山本監督「 5位の成績では申し訳ないと言うしかない。(オーナーには)いい報告ができなかった。基本に立ち戻って、とにかくやるしかない。(来季は)前田をレフトにして金本をライトかセンターにする。前田は足の状態が悪くて相手に走者一、三塁にされるケースが多かった。レフトの方が今より力を発揮できる。(東出については)入団時の若さ、覇気がない。将来的に二塁へと思っていたのを早める。福地も出てきたし、自分で奪い取らないとレギュラーではない。新井の三塁はだいぶうまくなったけど、内野のメンバー構成がうまくいけば、一塁に比重を置くことになる。秋季キャンプは例年以上に守備と走塁に時間を割く。投手も長谷川あたりはクイックを徹底してやらせるし、全体的に内角を攻められる制球力を付けさせないと」(球団事務所で松田オーナーにシーズン終了の報告。チーム再建へ向けて、リーグワーストの88失策と同ワーストのチーム防御率4・36の改善から着手することを明言)


10月17日  広島・山本監督「 土下座してでも必要な選手だ。これまでも話はしてきたが、湯布院でもあらためてする。本人の決断は尊重するが、わしの気持ちでは来年も軸になってもらう選手。一緒に優勝を目指したい。頭下げても土下座してでも…」(FAで悩む金本に熱い口調で)


10月14日  広島・山本監督「 8年間か。これからの人生の方が長い。今後は自分自身のために、いい仕事をしてほしい」(最後の登板となった山内をねぎらう)


10月13日  広島・金本選手「最近、不眠症やからね。目が覚めるんよ。神経性のものらしいよ」(今オフのFA移籍先として最有力の阪神と対戦。試合後、神経性の不眠症に悩んでいることを告白)


10月12日  広島・金本選手「最近、不眠症やからね。目が覚めるんよ。神経性のものらしいよ」(今オフのFA移籍先として最有力の阪神と対戦。試合後、神経性の不眠症に悩んでいることを告白)


10月11日  広島・佐々岡投手「山本監督の配慮で今日投げさせてもらったけれど、応えられなくて残念です。松井君に対しては展開にもよるけど、四球だけは避けたかったので思い切り勝負しました」(今季最後の巨人戦に登板。5回5失点KOで、10勝への望みが消える)


10月9日  広島・前田選手「とても、うれしく思う。ノーマークだった。今年だめなら、首になるかもしれんかったし。リハビリに関しても、球団やトレーナー、(故障者を置く)3軍のスタッフ、みんなに感謝しています」(カムバック選手賞に選ばれる)


10月8日  広島・山本監督「それまで1本が出なかったからな。あれはすごい打球、ものすごい伸びだったな。まさに起死回生やな」(横浜戦、8回の金本の3ランで逆転勝ち)


10月6日  広島・山本監督「前から言っとるようにちょくちょく話はしとるし、話すにしても説得じゃなくて、軸になる選手だから残ってもらわないと困る」(今オフFAでの動向が注目される金本の残留に確信?の笑顔を見せる)


10月5日  広島・山本監督「ああ、そう。4位?そうやな、最後までやらんとな」(打線の粘りも及ばず惜敗。ヤクルト戦の勝ち越しを逃し、5年連続の4位以下が確定)


10月3日  広島・山本監督「おお、そうか。何試合出とるんや?117試合?守備や走塁はまだまだだが、打つ方に関しては頑張っているよなぁ」(中日戦、前田が気を吐き、適時打を含む3安打。3年ぶりに最終規定打席に到達したと聞き)


10月2日  元広島・達川光男さん「昨日、星野監督から『手伝ってくれないか』と連絡をもらった。ポストは聞いていないが、ありがたい話なので前向きに考えさせてもらう。オーナーからは『勉強できる、いい話ではないか』と言われた。ただ、テレビ局との契約が3月まであるので、それをクリアするまでは、はっきりと言えない」(阪神からコーチ就任の要請を受け、前向きに検討していることを明らかにする)


10月1日  広島・山内投手「野球が下手になった。1軍でプレーできるレベルではなくなったから、野球を辞めます。東京の大学を出て、故郷の広島に帰ってきた時、辞める時もカープで辞めると決めていたから。満足できる球を投げられたのは、最初の2年間だけだった。でも、その後、ケガなどで苦労した分も、今後の人生に生かすことができればと思う」(本拠地最終戦となる14日の横浜戦で引退することが決定。来季から3軍育成コーチに転身する予定)


9月30日  広島・山本監督「完投勝ちは何年ぶりや?今年もやっとる?失礼しました」(先発佐々岡の好投と終盤の一発攻勢でヤクルトを振り切り、このカードの連敗を6でストップ。 完投勝利の佐々岡の快投に目をみはる)


9月29日  広島・山本監督「完投勝ちは何年ぶりや?今年もやっとる?失礼しました」(先発佐々岡の好投と終盤の一発攻勢でヤクルトを振り切り、このカードの連敗を6でストップ。 完投勝利の佐々岡の快投に目をみはる)


9月28日  広島・黒田投手「粘ったけど8回がすべてでした。城石の3ランがもったいない…」(ヤクルト戦、8回に城石にダメ押し3ランを浴びるなどこの回だけで5失点。目標の2年連続2ケタ勝利はならず、9敗目でプロ初の2ケタ敗戦へ“逆王手”)


9月25日  広島・山本監督「いい本塁打だった。30本?いくらでも伸ばしてほしい。逆に(きょうは)金本、前田がおかしかった」(横浜に逆転負けし、9月11日以来の5位に転落。 25号本塁打を放った新井には笑顔をのぞかせる)


9月24日  広島・山本監督「あのメンバーで手強かった。足を使ったり、うちがやるべきことをやられた。阿部の成長や若手が出てきたり、すごくうまくいっていた」( 巨人がセ・リーグ優勝を決める)


9月23日  広島・山本監督「緊張しただろうし、まだまだと思っているだろうが、低めに投げられている。2年ぶりかぁ」(打線が決定打を欠いて連敗。沢崎の2年ぶりの登板には感慨深げ)


9月22日  広島・山本監督「(小林、小山田を)使ったわしが悪いんじゃ。使ったわしが …」(9―5でリードしていた9回、小林、小山田が打ち込まれ、阪神にまさかのサヨナラ負け)


9月21日  広島・福地選手「4安打は初めて。これからも1つ1つ、しっかりやっていきたい」( 『1番・中堅』として今季5試合目のスタメン出場で4安打3得点と大活躍)


9月20日  広島・山本監督「チャンスが少ないね。2試合なんやけど。1、2番の出塁率が悪いからどうしてもね」(阪神に敗れ今季6度目の3連敗。3位中日と3ゲーム差となり、背中がかすむと同時に、5位阪神に0・5ゲーム差に迫られる)


9月15日  広島・山本監督「リリーフが頑張ってくれればと思ったけど、やっぱりリリーフやなあ。(酒井は)1アウトも取ってないやろ。あそこで終わってしまった」(先発の鶴田が四回途中5失点KO。後続もメッタ打ちに遭い、14失点で連勝ストップ)


9月14日  広島・長谷川投手「(点を)取ったら取られて…。野手に迷惑をかけた。精神的にも体力的にも苦しかった」(133球で5度目の完投勝利。点を取られながらも粘りの投球で完投、12勝目を挙げる。チームは3連勝で3位・中日に0・5ゲーム差と接近)


9月13日  広島・町田選手「久しぶりに仕事ができた。ランナーをかえすことだけを考えていた。ホームランは、たまたま」(1点リードの6回2死2、3塁で代打で登場し、左中間へ3ラン。18本目の代打本塁打はリーグ記録を更新し、高井(阪急)大島(日本ハム)に次ぐ歴代単独3位となる)


9月11日  広島・山本監督「粘ったな。よく投げたよ。それに4、5番が打てば形になる」(投打の柱の活躍で主導権を握り、快勝。1失点の佐々岡の投球に笑顔)


9月8日  広島・浅井選手「あの場面を嫌と思うかおしいと思うかは自分のとりよう。自分にチャンスが回ってきたと思えばいいんです。1日1回の打席で結果を出さないといけないんですから。なんとかファンに忘れられないようにしとかないと」(延長11回、巨人の守護神・河原のフォークを右前に運び決勝点をたたき出す)


9月7日  広島・金本選手「いつもこんな感じなら最高だ」同・木村拓也選手「 シュート系の落ちる球。打ち損ねたかな、と思ったが、伸びてびっくり。積極的に打っているのが、いい結果につながっているのでは」同・木村一選手「全国放送(NHK)もあったし、久しぶりの一発が逆転になってよかった」(3ホームランで巨人 に競り勝つ)


9月5日  広島・栗原選手「初ヒットが本塁打なのでうれしい。きのうまでの打席でも思い切って振れていたのが、ホームランにつながったと思う」(プロ3年目、初安打を本塁打で飾る)


9月4日  広島・佐々岡投手「最後は真っすぐで、と思ってたんだけど。真っすぐでは三振が取れんということやね」(阪神戦、8回2死、プロ入り1500個目の三振を片岡から奪う。最後に選んだのはカーブ)


9月3日  広島・山本監督要は)立ち上がり。四球絡みでの(失点)だろ。自分で(2度も)バント失敗したり。こうなると、この間(8月28日の巨人戦)の完封勝ちは何だったのかという気がする」(高橋の投球について。投手陣が16安打を浴び、打線は阪神・藤田に5安打。投打がかみ合わず大敗)


9月1日  広島・山本監督「 今年の場合は遅すぎるわな。だけど、なかなか難しいこと。どんどん、続けてもらいたいね」(金本の8年連続20号を)


8月31日  広島・山本監督「8月は終わったんか。ほんじゃ、(巻き返しは)9月か」(8月は大きく負け越し)


8月30日  広島・山本監督「 1点だけならベンチもたまらんが、あの2点は大きい。効いたよ。緒方は、今季は本当にすごく全力でやっている」(1―0と緊迫していた終盤、木村拓の適時打と緒方の通算150号ソロで効果的に得点し、中日に快勝)


8月29日  広島・山本監督「 悪くなかったけどね。仁志の2ランが痛かった。四球の後の初球やろ。打線が一回と三回(の好機)に点を取っていればね」(先発佐々岡が二回の一発攻勢と六回の連打で6失点、今季10度目の零封負けを喫す)


8月28日  広島・高橋投手「 本来の調子じゃなかった。気持ちが大事なんだとつくづく感じますね」(巨人打線に10安打を打たれながら、プロ8年目で初となる1−0完封で9勝目を飾る)


8月27日  広島・山本監督「ひどいね。試合にならん。こういう展開だと打つ手がない。打たれてもいいから、もっとがむしゃらな気持ちがほしい。河内は抑えると自信になると思って使ったが、結果はワンアウトも取れなかった。出した方が悪い。これだけお客さんに入ってもらっているのにな」( 巨人に逆転負け。広島市民球場での9連敗には、申し訳なさそうに)


8月25日  広島・山本監督「(3連戦が)同じような展開だったなあ。こういう展開は厳しい。すべてそういう流れになる」( ヤクルト戦3連敗で借金が今季最多タイの7)


8月24日  広島・山本監督「投手交代は早めにいったんやけど後がなあ。4回はミスがいかんよ。そのミスでも、取り返してやろうという気持ちがあれば、また違うんやけどね」(投守ともに乱れヤクルトに大敗) 


8月23日  広島・山本監督「河内はこんなんだったら、(使い方を)考えんといかんようになってくるな」(中8日の河内投手がプロ最短の1回4失点KO)


8月22日  広島・緒方選手「それよりきょうは長谷川の10勝がうれしいね。これからも勝ち星を積み重ねてほしい」(7回の逆転2塁打を含む3安打3打点の活躍で、長谷川に初の二ケタ勝利をプレゼント)


8月20日  広島・黒田投手「連戦の頭で使ってもらっている。立場をふまえ、投げる試合は全部、勝つつもりでいく」(1失点の完投勝ちで8勝目を挙げ、対阪神の連勝を、6年越しの「8」に伸ばす)


8月17日  広島・野村選手「エラーで失点を重ねても、あれだけ点を取れた。9回の新井の(同点)適時打で流れはこっちにきていたから、どうしても勝っておきたかった。きょうはみんなで粘って勝ち取った勝利。勝ちと負けでは大きく違う」(前半、守備の乱れで1−6となるが、5点差をはね返して横浜に逆転勝利)


8月16日  広島・山本監督「久しぶりやのう。みんな気合が入っていた。4、5番の打つべき人が打って、追加点も取った。ひと段落というか、まだ明日もあるんだから」(横浜戦。6日の阪神戦以来の白星で連敗を8で止める)


8月15日  広島・山本監督「もうひと押しなんだけど、なかなかうまくいかん」(3点を先制したものの、逆転負けで、8連敗を喫する)


8月13日  広島・山崎コーチ「こういう展開だからこそ、バントが重要。失敗は全部、痛かった。ベンチの意思をくみ取って『是が非でも』という気持ちでやってもらわないと」(6四球を得ながら、送りバントやエンドランをことごとく失敗し、今季9度目の零封負け。5位に転落)


8月9日  広島・松原コーチ「一生懸命やってきたが残念。今日は先発投手に覇気がないからこうなった」(3投手が巨人の松井、二岡、元木の各2本塁打を含む16安打を浴び1―15の大敗。今季90試合目で自力優勝が消滅)


8月8日  広島・山本監督「あれだけ前半に取られちゃな。(鶴田は)打たせて取る投手だからミスが大きい。6点差じゃなかったら、いろいろな攻め方があった」(序盤、本塁打と失策絡みで、阪神に大量失点。追撃も及ばず、勝率5割を割る)


8月7日  広島・山本監督「早い回に打ち崩す気持ちでいかないと。スライダーでうまくかわされた。だからこそ早い回に…」(打線が8安打しながらも、つながりを欠いて阪神に大敗。4位に落ちる)


8月6日  広島・黒田投手「いっぱい、いっぱい。1−0というのもプレッシャーになっていた。でも、打線が点を取れない時こそ、勝つ投球をしたかった」( 9回、138球を投げ抜き、わずか1点のリードを守る完封勝利。阪神戦7連勝とする7勝目で、チームを3位に浮上させる)


8月4日  広島・西山選手「巨人戦だからなおうれしい。佐々岡とは、いつもコンビを組んでいるので、何とか援護したかった」同・山本監督盆と正月が一緒にきたとは言わんぞ。(お立ち台の西山を指して)あの笑顔を見てやってよ。出てないときもランニングしたり、そういうのが出るんや」(西山の2発に先発全員安打の17安打12得点。首位巨人を打ち負かす)


8月3日  広島・山本監督単調すぎる。あの(巨人)打線なんだからもっと意識して慎重にいかないといけないのに。甘い球ばかりで、真ん中ばかり投げとる。集中力がないわな」(7失点の投球をした長谷川をばっさり。序盤に大量失点を許して巨人に敗れ、借金生活に戻る)


8月2日  広島・新井選手いい感じで上がってくれたので、入ると思いました。素直にバットが出ました。久しぶりの市民球場、ファンの皆様が盛り上がっているところで打ててよかったです」( 巨人戦、1点を追う7回2死、2試合連続となる17号ソロを放ち同点に追いつく)


8月1日  広島・山本監督やるしかない。今日は勝ち試合やったが、負けずに終わった粘りを明日につなげるしかない」(一時は5点あったリードを守れず、延長12回、6― 6で今季3度目の引き分け)


7月31日  広島・山本監督可能性が残っている限り、一つひとつ最後まで戦って行くだけだ」(阪神が敗れ、自力優勝の可能性が、広島だけとなったことに)


7月30日  広島・西山選手あれだけ黒田が好調ならリードも楽だった。1試合出ると、疲れるね。あとはもう若いのに任せるよ」(今季初アーチを放ち、黒田に後半戦の初勝利をもたらす)


7月27日  広島・長谷川投手キャッチャーもボールが切れているといってたんで、自分も切れているんだなあと思って投げていました。自分の中で調子がよくなかったので、それを払しょくするためにも勝つことが一番だと思っていた。これで乗っていけたらいいですね」( 横浜戦、8回を6安打1失点に抑え、8勝目を挙げる。プロ入り7年目で初の2ケタ奪三振の13K)


7月25日  広島・高橋投手先に点をやらないように心がけた。真っすぐが走ってなかったけど(捕手の)西山さんがすぐ分かってくれた。ベテランらしく(リードの)趣旨がはっきりしていた。今までシーズンに1回しか完封できなかったんで、2度やれてよかった」(中日戦、5安打完封でチームの連敗を4で止める)


7月21日  広島・山本監督3試合でうちは何点取った?2点か、それじゃ勝てんわな」(今回の札幌での3連戦が2敗1分けに終わる)


7月20日  広島・山本監督鶴田はよう粘った。中盤から自分のペースで投げていた。先発が足りないので、これで6人目のめどが立った」(先発・鶴田以下投手陣がヤクルト打線を封じ込め、0―0で延長12回引き分けに)


7月18日  広島・河内投手2軍でやってきたことを全部出せた。今年はスライダーが思ったところにいく。フォームが固まりコントロールも自信ある。スタミナは全然あった。ウイニングボールはもらっていない。自分で投げきってもらいます」(今季初登板で7回途中まで3安打1失点と好投。プロ通算4勝目を挙げ、チームを一気に2位に浮上させる)


7月17日  広島・浅井選手当然、スタメンで出たい。でも、限られた仕事をきっちりこなし、チーム勝利に貢献することも大事」(阪神戦、9回2死満塁で代打出場し、逆転ヒットを放つ)


7月13日  広島・新井選手自信はついてないけど、勉強になった。監督も『いい報告ができるように頑張れ』と言ってたし、打ちたかった。オーナーも喜んでくれていると思う。(シーズン後半は)とにかく巨人に食らいついていきたい。頑張ります」(オールスター第2戦、初出場で初本塁打を放つ。10日に逝去した故松田耕平オーナーにささげる球宴1号となる)


7月10日  広島・金本選手オールスター期間中、体は休める。でも、今の気持ちを切らないようにして、不振だった時のお返しがしたい」( 巨人戦、今季初の3試合連続の13号2ラン。後半の巻き返しを誓う)


7月7日  広島・長谷川投手まだまだ自分たちにもチャンスはある」( ヤクルト戦、プロ初の無四球完投で、高橋と並ぶチームトップの7勝目)


7月6日  広島・北別府コーチさんざんでしたね、今日は。やりたい放題やられたよ」(ヤクルト戦、今季最多の6被本塁打、最多タイの22安打を浴び、17失点と惨敗を喫する)


7月3日  広島・野村選手「2アウトだったし、先発投手を楽にしたかった。チームの勢いを止めたくなかった。久々にタイムリーが出てほっとしたよ」(3回に先制打を放つ)


7月2日  広島・山本監督「 最後のピンチにはもう慣れた。7月をいい形でスタートできた」(今季初の4連勝で貯金が1に)


6月29日  広島・山本監督「そうでもないよ」(中日戦、6点差での勝利。勝率5割に戻す。今日は胃が痛くなかったでしょうの問いに)


6月27日  広島・山本監督「防戦一方やったな。胃が痛うなった。これまでの状態がようないから辛抱だな。でも今日は非常に疲れた」(中日戦、3‐2の辛勝)


6月23日  広島・北別府コーチ「今日負けたら7月、8月はもう駄目というぐらいの覚悟だった。長谷川に気合を入れていけといったら、本当に気合が入っていた」( 長谷川、初の巨人戦完投勝利)


6月20日  広島・緒方選手「連敗をとめ、今日が大事と全員が分かっていた。勝ててよかった。次は巨人戦。上位をたたき、浮上したい」( 阪神戦、先制ソロホームランと勝ち越し2ランを放ち、勝利に貢献)


6月19日  広島・山本監督「久しぶりだな。何日ぶりだ」(8日の阪神戦以来の勝利に)


6月16日  広島・山本監督「もう一度気持ちを引き締めないと。悪い時はあるが、手をこまぬいていてはいかん。やるしかない」(今季2度目の5連敗)


6月13日  広島・山本監督「打線がつながらないのかなあ。もうひとつなあ。調子が落ちてきている。タク(木村)も前田もなあ。3戦ともつながりがなあ…」(最下位の横浜に3連敗)


6月8日  広島・野村選手「阪神への苦手イメージをぬぐい去る意味でも今日の勝利は大きい(阪神に今季初の連勝)


6月7日  広島・町田選手「代打とは思っていない。日々の積み重ねの結果(阪神戦、 初回先頭打者代打本塁打が、セ・リーグの代打本塁打新記録となる)


6月6日  広島・山本監督「何とかせな。頑張らないといかん(今季、阪神との対戦成績が1勝7敗となる)


6月2日  広島・新井選手「ベンチ全員が最後まで食らいつく気持ちでいる。チーム一丸で、ひっくり返せると信じている(2戦連続の終盤での逆転劇について。勝ち越しの11号3ランを放つ)


6月1日  広島・高橋投手調子はよくなかったが、何とか先発の仕事は果たせたという感じです。甘い球が多かったけど、とにかく点を取られても必死で投げた。次は最後まで投げたい。白星先行になればいいですね」(巨人戦、粘りの投球で4勝目を挙げる)


5月31日  広島・山本監督「よく投げたんだけどなぁ。もう一歩だったなぁ(巨人戦、復帰2戦目の黒田が好投しながらも、延長10回に力尽きてサヨナラ負け)


5月29日  広島・小林投手「追い付いたら点を取られる悪い流れを変えようと思ってマウンドに上がった。へろへろだったけど、気合で投げました。(敗戦投手になった)昨日のことは忘れ、気持ちを切り替えていた。新井が打ってくれ、チームが勝ててよかった(中日戦、8回 に登板、今季初勝利を挙げる)


5月25日  広島・新井選手あれだけの声援があれば燃えるもんがありますよ。とにかくバットに当てようと思った。よかったです。初回に3点取られましたけど、ベンチはあきらめていなかった。前田さんも追い込まれてから意地で打った。みんなに打たせてもらいました」(8回、勝ち越し左前適時打を放ち、鮮やかな逆転勝ちに貢献。首位巨人に2連勝)


5月24日  広島・黒田投手1対0で巨人を完封するのがボクの夢。それぐらい価値がある。それをやれてすごくうれしい。変化球、特にフォークのキレがよかった。自信が付いた。次も頑張ります」(5回までは毎回11個の奪三振で、巨人戦では初の完封。54日ぶりの白星)


5月23日  広島・山本監督それ(長期の遠征)は決まっていたことだし、理由にはならない。うーん。出直そう」(横浜戦2連敗。13泊14日の長く、厳しい遠征が、ようやく終わる。最後の連敗は、長期ロードの影響かと問われ)


5月21日  広島・ディアス選手前田、金本の調子がいいので5番の自分にチャンスが回ってくる。投手は彼らに神経を使うからね。3番より5番がいい」(横浜戦、3回の13号2ランで打点を32に伸ばす)


5月19日  広島・山本監督4番と5番で全打点だな。クリーンアップを中心にしたこういう試合を増やしましょう」(岩手・盛岡でのヤクルト戦、金本とディアスの活躍で1週間ぶりの白星に笑顔満開)


5月18日  広島・金本選手現時点では何もせず、そのままの形になると思う。年齢的にも金銭的にも、移籍は現実的に考えられない。現状打開で必死。キャンプから調整を任せてくれた山本監督に申し訳ない。広島で生まれ、広島で育ったから僕は広島が似合う。(FAで)新しい環境に挑戦するより、4月も5月も悪かった自分の成績を、取り返す気持ちの方でいっぱい」(19日のFA取得を前に、残留する意向を表明)


5月15日  広島・山本監督負けりゃ、いっしょよ」(中日戦で、打線を大幅に組み替えたものの、1点差で敗れ、今季最多の借金2)


5月14日  広島・木下2軍監督情けない。広島の野球の活性化とか偉そうに言いながら、初戦で負けては…」(広島市民球場で開幕した社会人野球広島大会にプロとして初参加した広島の2軍が、三菱三原硬式野球クラブに敗れ初戦敗退)


5月12日  広島・長谷川投手最初から気合が入っていました。気持ちで負けないようにやりました。完封?いつもと変わらないです」(ヤクルト戦、2‐0でプロ7年目で初めての完封勝利)


5月11日  広島・山本監督(高橋)建に悪いことしたね。代えたのは、いいと思ってやった。ワシのあれ(継投ミス)やから、しょうがない( ヤクルト戦、完封目前の高橋から小山田につなぐ必勝リレーも、副島、浜名の代打陣に連打されてまさかの逆転サヨナラ負け)


5月8日  広島・山本監督同点にされて流れは完全に変わる。それを呼び戻してくれた( 1回に勝ち越しとなる4号2ランを、同点に追いつかれた直後の5回にまたも勝ち越しアーチを放った前田を絶賛)


5月5日  広島・山本監督「今日は痛い。だが、まだまだ。明日以降もある」(阪神戦、逆転負け。5連敗となる)


5月3日  広島・山本監督「 先発も、リリーフももう少し気持ちを出して投げなければ。もう一度締め直さないといかんな。この失点だと試合にならんからな。打つ方はよう粘っとるんだけど…」( 阪神戦、今季最多の18失点。4連敗で貯金がなくなる)


4月28日  広島・新井選手「とにかく、余計なことは考えず、一生懸命やっているだけ」(中日戦、5回に勝ち越し本塁打を放つ)


4月27日  広島・高橋投手「こんな楽な展開で完投しなかったら(打線に)失礼でしょ」(14点の大量援護にも気を緩めず、中日打線を4安打に封じ、プロ4度目の完封で2勝目を挙げる)


4月26日  広島・ロペス選手「チームに戻ってきて、何としても勝利に貢献したかった」(20日ぶりに1軍に復帰。7回に同点適時打を放つ)


4月25日  広島・山本監督「あれだけ打たれちゃいかんよね」(阪神のアリアスに3本塁打8打点と打ち込まれる)


4月23日  広島・木村拓也選手「去年は、試合に出られない時の気持ちを忘れていたかもしれない。(スタメン落ちを経験し)1打席を大切にする気持ちを思い出した」(2年間守ったレギュラーの座が危うい立場。阪神戦で、9試合ぶりに1番に起用され、今季初の4安打で猛打賞)


4月20日  広島・山本監督「いつものような切れがないし、どこか淡泊だった。左に打たれ過ぎじゃないか。リズムも悪過ぎる」(6回まで毎回走者を許し、敗戦投手となった先発の高橋について)


4月19日  広島・岡上選手「一塁手がよそ見をしているように見えたので、思いきり行った」(今季4度目の代走起用に応え、貴重な得点に貢献)


4月18日  広島・横山投手「今日は僕がヒーローじゃない。我慢して投げさせてもらって感謝している。次は自分の力で勝ちに貢献したい」(6回を除いて毎回走者を出しながら、今季初勝利)


4月16日  広島・山本監督「なるほど、この雨雲がどう動くだな」(地元での巨人戦が雨天中止となる)


4月14日  広島・広池選手「好きな野球ができて、こんなに緊張感のある世界で生きられることが幸せ。元サラリーマンの人間でもプロで勝てることを証明でき、自信になった」(ヤクルト戦。全日空を退社後入団4年目でプロ初勝利を挙げる)


4月13日  広島・木村一選手「打った感触は覚えていない。覚えているのはみんなに頭をたたかれたこと」(入団3年目でプロ初本塁打)


4月12日  広島・佐々岡投手「ごめんなさい。本当にごめんなさい」(2勝目を挙げたものの、5回に5失点)


4月9日  広島・金本選手「あまり意味はないけどね。それにしても、ファンに大騒ぎしてもらっている阪神選手がうらやましい」 (今季初のホームランについて)


4月7日  広島・山本監督「ああいうことがあったから今日は特に勝たなきゃいかんという気持ちが強かった。打線につながりがあったな」 (前日の「ロペス事件」の影響について)


4月6日  広島・山本監督「自分の成績だけを考えてプレーするのはチームにとって必要のない人間」 (ロペスが6日の中日戦の試合途中、前田に暴力を振るったとして、球団が出場選手登録を抹消)


4月5日  広島・前田選手「詰まっていたけどよく入ってくれました。先は長いけど足のようすをみながら1試合1試合、頑張ります。このホームランははとてもいい記念になりました」 中日戦、644日ぶりのホームラン。試合中の地元テレビ局のインタビュー中、涙を流す) 同・山本監督「えーっ。全然知らんかった。キャンプからひたむきに、足に気をつけてやってきたからな。こっちは励ましの言葉しかなかった。本人が一番苦しい思いをしてきて、感極まったのだろう」 (前田がインタビューで泣いていたと聞いて)


4月3日  広島・野村選手「いいところで打てて本当に良かった。ケガ? それはしようがない。与えられた仕事をやるだけだから」(ヤクルト戦、延長12回表無死走者なしで代打に登場し、右翼席へ決勝アーチを放つ)


3月31日  広島・北別府コーチ「黒田に勝ち星がついたのは大きい。昨年は(開幕当初に)いい投球をしたのに勝てなかったからね」 (6投手の継投で逃げ切り、先発の黒田が初勝利)


3月30日  広島・山本監督「うちらしいゲームができた。粘って、接戦を勝ったのは大きいよ」 (4年ぶりの地元開幕戦で勝利)


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