2002年7月17日(水)−ドイツでおいしいビール&ソーセージ |
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【ローマ→ミュンヘン→アテネ】 朝食のメニューは今日も変わらず。3日とも同じとは・・・。 今日は朝から1日移動でアテネに向かいます。でも、朝から雨。有無を言わさずタクシーを呼んでもらうことにしました。フロントで聞いたらEuro40.00固定とのこと。ってことは、来るときに使ったミニバンも結果的に相場通りだったと言うことかな? 待つこと15分。タクシー・・・ってどう見ても白タク!しかも、このドライバーが全然英語を話せずひたすらイタリア語で話しかけてくるんだけど、何を言っているのかさっぱりわからない。ここまで言葉が通じないのは今回の旅で初めてです。普通のタクシーだったらいくらなのかが気になるところだけど、英語が通じないと困るのでこれはこれで良かったのかな。でも、アテネでタクシーに乗るのが不安になってきました。 タクシー乗って改めて思ったんですが、イタリア人の運転は恐ろしい。曲がりくねった道を我が物顔で走り、周囲のクルマが近づいて来ようものならすかさずクラクション!信号で止まるときも停止線なんてお構いなしで、横断歩道の人ギリギリまでつっこむし(これは歩いているときちょっと怖かった)。 クルマそのものはドイツ車が多い感じです。日本車はマーチが多かったように思います。一番多くて目立っていたのは、あのおもちゃのような「Smart」。とにかくいっぱい走っているんだから! レオナルド・ダ・ヴィンチ(Leonardo da Vinci)国際空港までは約35分で到着。 早々にチェックインを済ませ、搭乗ゲート(B08)に移動し、本を読みながら時間をつぶすことに。 ちなみに、スーツケースの重量は24.8kgに増量。何も買っていないのに・・・。今回もパソコンのチェックはなかったです。 搭乗開始30分前くらいに韓国人が並び始めました。いくらなんでも早すぎないか?10分くらい前にみんなぞろぞろ並びだしたので私も動き出そうと思ったら、ディスプレイには「Frankfurt」の文字が!!いつ変更になったのか、全然気づかなかった! ミュンヘン(Munich)行きの便はB10に変更になったようです。気づかずに並んでいる人も多く、チェックインの段階になってドタバタしている人がいっぱい。 ミュンヘンまではアッという間のフライトで、ほぼ予定通り到着。そして、これから長い待ち時間に突入です。 とりあえず、パソコンを引っ張り出してたまっているメールを作成することにしました。おっ、ワイヤレスLANの電波を受信している!うまくしたらインターネットに接続できるかと思ったけど、どうもうまくいかない。電波はそこそこ安定しているのだけれど、自動割り当てではなく設定が必要なようです。空港内の広告(SONY VAIO)でワイヤレスLANのことが出ていたけれど、事前にどこかにメールを送る必要があるようなので、それで手続きされるんじゃないかな。う〜ん、残念! ふと、ルフトハンザ・ドイツ航空はリコンファームが必要なんじゃないかと思って調べてみたら、やっぱり必要だった。ローマではリコンファームなんて気にもしていなかった。あぶないあぶない。アテネに着いたら忘れずにやっておこう。 これまたふと気になって搭乗ゲートを確認しに行ったら、今回もA18→A16に変更されていた。なんでそんなに頻繁に変更するんだか。しかも2つ隣なだけなのに。 アテネ到着は予定通りでだとしても22:50。念のため、ホテルに電話しておくことにしました。郵貯・CITIBANK・Cable & Wirelessのトリプルカードを持っているので、せっかくだからC&Wを使って電話しようと思ったら、なぜか使えなかった。ドイツ→ギリシアでもちゃんと使えるはずなのに・・・。よくよく考えてみたら、日本へも日本からも一度も使ったことがなかった。一度テストしておく必要がありそうです。仕方ないので、クレジットカードが使える普通の公衆電話で電話することにしました。 最初は電話の相手が何言っているんだかさっぱりわからない。これがギリシア語か・・・。イタリア語もドイツ語もわからないけど、雰囲気からして全然違う。一応英語が通じたので、夜の11時頃に空港到着の旨伝え部屋をキープしてもらうように伝えたところ、「No problem」と心強い。名前は何度言っても聞き取ってもらえなかったのに。まぁ、これで一つ安心できたのは確か。当面の不安は、タクシーで英語が通じるかと、現金の手持ちが少ないこと。空港って夜遅くても現金を引き出せるのかなぁ。 売店でビールを売っているのを発見!しかも、ソーセージまで売っている!どうせアテネについてもまともな食事も出来ない訳だし、せっかくなのでドイツビールとソーセージで今夜の夕食にすることにしました。 # ドイツと言ったらビールとソーセージという安直な気持ちもあったし。 # 言うまでもなく、この時点で機内食のことは頭にないです。 ビールは2種類のサイズからグラスを選び、サーバから自分で注ぐようになっています。もちろん、大きい方を選択。ビールとソーセージを2種類(各2本セットだったので計4本)でEuro10.10でした。ビールは1パイントでEuro3.10、安い! ビールがうまい!イタリアのビールとは違う。←まぁ、イタリアのビールには期待していなかったけど。ソーセージもうまい!空港内の店なのであまり期待していなかったが、かなりうまい。今回はドイツ滞在がないのがちょっと残念です。 搭乗予定時刻になってもチェックインが始まる気配がありません。どうも、前のフライトが遅れたようです。搭乗ゲート付近で待っていたら、突然放送で名前を呼ばれました。名前を呼ばれるなんてはじめて。ドキドキしながらカウンターに言ったら席を変更して欲しいって。なぜだったのかわからないけど、まぁ良いか。 予定より30分ほど遅れてローマを出発。今回もエアバスA300-200。ヨーロッパ域内はすべてこれか?機内食はチキンで、今回もボチボチおいしかったです。が、ビール&ソーセージの影響でほとんど食べられず(^_^;) 出発が遅れたので、アテネにも遅れて到着。タクシー代の現金に不安があったのでどうしようかと思っていたら、Baggage Claimの近くに両替機があったので、待っている間に両替することにしました。外に出てATMがあればそれで良かったんですが、見つけられなかったら困るので念のため。 一応、Informationでホテルまでのルートを確認。電車は面倒なので(イタリア語と違って字も読めないのでつらい)、速攻でタクシー。Informationで聞いたところに寄ると、この時間(夜中)なら約Euro40.00とのこと。 今回は普通にタクシー乗り場でタクシーに乗りました。このタクシードライバーには英語が通じて一安心。でも、こいつがいきなりガソリンスタンドに立ち寄った。もちろん、その間もメータは動く。ガソリンスタンドのスタッフがやっと来て給油を開始したかと思ったらすぐに終了。これは絶対に時間稼ぎだろうなぁ。せこい・・・せこすぎる。 タクシーで走る街の雰囲気は・・・好きになれない。発展し切れていない感じで、ごみごみしています。夜中だというのに、人が多いのは何でだろう?それに、ローマに負けず劣らず運転がひどい。併走する他のタクシーのドライバーと走りながら窓越しで話をしているし、MTなのに運転しながら携帯で電話してるし。もうイヤ。 40分くらいかかってやっとホテルに到着。何となく予想はしていたけど、、Euro65.00と言いだしやがった。文句を言ったら標準料金にあれやこれや加算されていると言っています。軽くあしらってEuro50.00で手を打つことに。このくらいなら許容範囲と言うことで。さぁて、帰りの空港までのタクシー代はいくらだろう? 今回宿泊するホテルはアテネ・ゲート・ホテル(BEST WESTERN ATHENS GATE HOTEL)。ホテルは・・・予想通りと言った感じで、ちょっときたない。価格相応と言ったところですけど。ただ、私の直前に日本人の添乗員or現地ガイドらしきヒトが日本人のおばさま方の団体チェックインをしているのには驚きました。おばさま方はもっと高級ホテルに泊まると思っていたし、その方が良いと思うんだよね。何かあったときの対応とかさ。見た感じは裕福そうなおばさま方だったし。 このホテルのエレベーター、なんと、ドアが手動!最初気づかずに、待っていてもドアが開かない!ホテルのフロントのヒトが開けに出てきてくれました。手であけて乗り、エレベーター内側にドアはない!降りるときは各階の外扉を自分で押して降りるようになってます。エレベーターのドアの開閉なんて意識したことないから、油断していると忘れます。この後、何度か乗れなかったり降りられなかったりしました。さすがに開けているときに動いたりはしないよなぁ・・・? ちょっとしたカルチャーショックに驚きながら部屋に行くと、エアコンの音がうるさい!やっぱり疲れているのか、それでも、すぐに眠れました。 |
ミュンヘン空港の待合室から撮影 なぜか、水着の人形がいます。ちなみに、タクシーはほとんどベンツでした。 |
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ドイツビールとソーセージ 空港売店なのにおいしかった! |
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アテネ・ゲート・ホテルの部屋 |