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2002年7月19日(金)−ゼウス神殿〜国立考古学博物館
 今日はホテルの目の前にあるゼウス神殿へ。


【ハドリアヌスの門(Hadrian's Arch)】

ゼウス神殿の入口のように建つハドリアヌスの門ですが、修復工事の足場が組んであって半分以上見えなくなってしまっていて見る影もありません。ちょっと残念。


【ゼウス神殿(Temple of the Olympian Zeus)】

 ゼウス神殿も修復工事で足場が組んでありましたが、一部だけなのでOKです。アクロポリスと比べると殺伐としていて人影もまばら。寂れた感じです。ゼウス神殿から見上げるアクロポリスは崇高な感じがして、趣があります。しばらく居座ってしまいました。


 それにしても、どこもかしこも修復工事中。まぁ、アクロポリスにいたっては数年来の修復工事らしいけど。どれもこれも2004年のアテネオリンピックに向けての作業なのかな?


 道路脇で警察車両が飲酒運転の取り締まりらしきことをしています。むちゃくちゃな運転やノーヘルのバイクは良くても、飲酒運転はダメなのね。


 国立考古学博物館へ向かう途中、休憩がてらインターネットカフェへ。むちゃくちゃ暑いので、休憩を挟まないと危険です。FDの「どこでもメール2」を試すも、やはり使えず。1時間弱で撤収し、国立考古学博物館へ。

 これがちょっと遠い。徒歩で30分くらいなんだけれど、何よりゴミゴミした通りを行かなければならないので遠く感じられる。とにかく、交通事情というかマナーが悪くて、それだけで疲れてしまいます。片道4車線くらいある大通りを信号お構いなしで渡る歩行者がいれば、停止線お構いなしで歩行者ギリギリまでつっこむクルマもいるし、オートバイは縦横無尽。あちこちでクラクションが鳴り響いている。それを聞くだけで幻滅。それに、暑いし。


【国立考古学博物館(National Archaeological Museum)】

 ガイドブックではEuro5.87だったけれど、Euro6.00でした。

 ここでも土器類に違和感を感じてしまう。どうしても私の知識ではギリシア文明と土器が結びつかないんだよねぇ。古い時代のギリシア彫刻はアルカイックスマイル系なんだけど、時代が進むとローマの彫刻類との違いがわからなくなってきます。
# あくまで美術的・歴史的知識ゼロの個人的感想です。

 なぜかエジプト系の展示があったけど、残念ながら、どういう趣旨なのかわからず。


 本日の目的は果たしたし、かなり疲れたので、ホテルに退散することにしました。やはり、この暑さは応えます。

 途中、スーパーマーケットを発見したのでチェックしてみました。ノルウェー産のスモークサーモンのようなものが売っていたけど量が多く断念。結局、ギリシア文字ではさっぱりわからず何も買わずに退散。

 15:00過ぎにホテルに戻り、ホテルの前の露店で冷えたビール(AMSTEL)を3本購入し、一気に3本飲み干して軽く昼寝しました。

 19:00頃起き出し、まだまだ外は明るいので散歩に出てみました。

 ホテルを出るときに明日にチェックアウトタイムを確認したところ12:00とのこと。ついでにタクシー料金を聞いたところ、10:00頃なら約Euro20.00とのこと。おっ、思っていたより安いじゃん。どうなることやらちょっと楽しみ。

 夜になってアクロポリス・ゼウス神殿がライトアップされていました。遠くから眺めると綺麗感じで悪くないです。でも、日中に日の光の中で見た方が、当時の神秘的なイメージがわくので、日中の方が好きかな。ライトアップされていると“作り物”って感じが強くなっちゃうので。

 帰りにホテルの前の露店でまたまたビールを購入。今回は2本。すでに21:00頃だったけど、開いてて良かった!

 屋上にガーデンテラスがあることが判明!見に行ったら、そこには店が出ていて、飲食可能だった。ライトアップされたアクロポリスもゼウス神殿もよく見える最高の立地!そんなことなら露店でビールを買わずにここで飲めば良かった。あとで飲みに来ようっと!

7日目(2002年7月20日)へ


ゼウス神殿(Temple of the Olympian Zeus)
奥にアクロポリスが見えます。
国立考古学博物館まで歩いて行く途中で見つけました。が、何だかわかりません。
アテネの街です。トロリーバスが走っています。でも、空気は非常に汚れています。
アテネでプリクラを見かけるとは思いませんでした。
国立考古学博物館(National Archaeological Museum)
お馴染みですね。
ライトアップされたゼウス神殿
ホテルの屋上から撮影しました。
ライトアップされたアクロポリス
ホテルの屋上から撮影しました。

7日目(2002年7月20日)へ


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