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2002年12月23日(月)−ビンディングの解放値設定が間違ってる!
 今日は少しのんびりして、9時頃にゆっくり朝食を食べに行きました。朝食はシェフが玉子を焼いてくれる以外は、自由に取って食べるようになっています。朝食はやはりこんなものね。生ハムはありませんでしたが、軟骨入りのベーコンがなかなか美味しい!クロワッサンなど軽く食べていざスキーへ!

 まずはベル・プラーニュ(BELLE PLAGNE)ビレッジからテレキャビンROCHE DE MIOで上に上がってみました。ROCHE DE MIO(2,700m)周辺は曇り。でも、昨日の雨もあって雪はかなり固いです。場所によっては、圧雪車が刻み込んだキャタピラの跡が固まっていて危険です。何回か引っかかったし、自分のスキーが跳ね上げた雪の固まりが顔面ヒットしたり(これは不意打ちなのでかなり痛いんだよね)、なかなかハードです。昨日と同じles inversensで足慣らしをした後、ゲレンデマップ上で赤(Difficile/Difficult)で表示されているla clapetへ行ってみました。若干斜度は増したような気もしますが、とても上級コースとは思えません。上級コースになっていることもあってか、人が少なくて快適です。les inversensは人が多くて大変だったので。

 ちょっと攻めるとビンディングがはずれそうな錯覚に襲われてセーブしていたんですが、空いていて斜度のある斜面を前にしてそうそうセーブできません(^_^;)。が、スピードを出すと足下が怪しくなる。で、チェックしてみたらビンディングのヒール・ピースの解放値が「5」になってる!って言うか、調整していないんじゃないか?信じられない!速攻で下山し、レンタルショップに駆け込んでクレーム・・・と言いたいところですが、身振り手振りで説明して調整だけしてもらいました。感覚も戻りつつあるので、トゥ&ヒール・ピース共に「8」でセットしてもらいました。ついでに、ブーツの各調整可能部分の内、カント調整以外の部分を全て調整してもらいました。リア・カフの高さを3段階に調整できたので下げてもらい(デフォルトは中間)、バックル位置を変更してもらい、土踏まずの高さ調整ネジを調整してもらいました。そんな調整したことないみたいで、最初は「Non! Impossible!」とかって言われたけど、「I know!」って抵抗して最後はやってっもらいました。以前TECNICAを使っていたこともあって、調整できる場所を把握しているんだから!ホントはカント調整もしたかったけど、そこまでやるのもどうかと思って思いとどまっています。今はまだ・・・。

 ビンディングとブーツを調整し、再びROCHE DE MIOに上がりました。で、滑り始めるとこれが快適!ブーツのフィット感は増し、足下の不安感もありません。(2日目にしてやっとですが)大分良い感じに仕上がってます。ROCHE DE MIOからles inversensとは別方向のcarellaでしばらく滑ってました。carellaゲレンデマップ上で青(Moyenne/Average)なので大したコースじゃないんですが、あまり広くないコースに人が集まり、平坦な場所や登りがあってなかなかハード。リフトCARELLA(なんと6人乗り!)でROCHE DE MIOに戻り、les inversens, la clapet, carellaと適当に滑りながら感覚を取り戻そうとするんですが、これがなかなか大変。まだまだ思ったように滑れません。全盛期にはほど遠い状態のまま、今日は14:30頃に撤収しました。

 部屋に戻ってテレビを見ていると、i-modeのテレビCMやってるじゃないか!フランスはi-mode導入しているんだっけ?NTT DoCoMoっがオランダの会社に出資したのは記憶があるけど、フランスでもやってたんだ。イギリスは最近になってやっとカメラ付携帯が出てきたものの、未だに、e-mailではなくテキスト・メッセージのみだったり、明らかに遅れてるからなぁ。

 部屋でウトウトしていると電話が鳴り出しました。が、眠いので無視。急ぎならまたかかってくるでしょう。

 RepのTomがホテルにいる時間に合わせてオプションの申込みに行って来ました。さっきの電話はTomからだったようで、「電話したんだよ」とかって言われちゃいました。そんなに急かさないでくれよぉ。オプションは今週12月26日(木)のTrois Valleys(Val Thorens)遠征、来週1月1日(水)のEspace Killy(Tignes + Val D'Isere)遠征、さらに、明日12月24日(火)のボブスレーを申し込みました!12月26日(木)Trois Valleys(Val Thorens)への遠征は問題ないんですが、1月1日(水)のEspace Killy(Tignes + Val D'Isere)遠征は催行されるのかなぁ?だって、今週12月25日(水)のEspace Killy(Tignes + Val D'Isere)遠征はクリスマスなので催行されないんだよね。Tomは「確認しておく」って言ってたけど、決まってないのかなぁ?ボブスレーは昨日までは興味なかったんですけど、なかなか経験できないかと思って参加してみることにしました。Trois Valleys(Val Thorens)遠征(Euro20.00)、Espace Killy(Tignes + Val D'Isere)遠征(Euro20.00)、ボブスレー(Euro45.00)の合計でEuro85.00。今回はキャッシュで払っておきました。クレジットカードのハンドリング・チャージ取られそうだし、現金をあまり使ってないので余ってるし(食事付だとあまり使う機会がない・・・)。

 ディナー!今日も赤ワインを頼み、ウェイター(主要なウェイター2人に完全に憶えられちゃってます)に持って来てもらった時にフランス語でなんて言うか聞いたら、「ヴァン・デ・ルージュ」って聞こえるんですけど、まったく確信が持てません。ワインのラベルを見ながら単語を拾い、導き出した答えは「vine(s) de rouge」。一応、字面と発音を結びつけることはできるみたい。学生時代に第二外国語としてフランス語を取っていたのが少しは役に立っているかな。フランス語と言えば、まだ「コマンタレ・ヴー(Comment allez-vous?)」は聞いてないなぁ。ディナーの方は、今日もコースで、やはり手が込んでいます。前菜に出てきたパスタが何とも言えず美味!メインの鴨(だったと思う)にかかっているタレの味付けも絶妙!そして、気が付くと今日も赤ワインはボトル3分の2ほどなくなっていました・・・。コース料理が出てくるのペースでワイン飲むとこのくらいは飲んじゃいますよね?

 2日滑っても感覚を取り戻せないので、ウィスラーで撮影したビデオを見ながらイメージトレーニングしています。実際にゲレンデで上手い人を見ながら滑ればそれだけで大分違うんですけど、なぜか上手い人を見つけられないんです。スクールのイントラの人を見ても、(本気で滑っていないのか)あまり上手いと思える人がいないんです。ビデオは4月に撮影したもので(撮っておいて良かった!)、やはりこの頃が全盛期だったかな。まずはこの頃の十分のレベルに追いつくことが当面の目標です!

5日目(2002年12月24日)へ

クリスマス・ホリデーだからなのかかなり、混雑しています。
案内図をのぞき込む高そうな毛皮を着たご婦人。でも、滑らないで何するんでしょう?
les inversensは混雑しています。
雲の向こうに太陽が!
la clapetは空いていて快適です。
la clapetで記念撮影。
気の良いMonsieurが撮ってくれました。
レンタルショップでスキー&ブーツの調整待ちです。
視界は良かったので、リフトINVERSENS降り場の向こうにフレンチ・アルプスの山並みが見えます。
ROCHE DE MIO付近にある休憩場です。
carellaを滑り、リフトROCHE DE MIO付近にある休憩場(レストラン)です。全ての休憩場が山小屋風でこぢんまりとしています。
ここを越えると裏側のVERS CHAMPAGNYに行けます。
この辺がles inversensの中間くらいでしょうか。
スキーロッカーはこんな感じです。
前菜のパスタが美味かった!
メインは鴨・・・だったと思う。

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