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2002年4月19日(土)−陸路で国境越え〜MLB(Texas Rangers @ Seattle Mariners)観戦
【バンクーバー→シアトル】

 いよいよシアトルに向けて移動です。みんなは飛行機で移動だけれど、一人陸路(バス)でアメリカ入国するため、一人だけ朝早くチェックアウトです。

 シアトル行きのバス(Quick Shuttle)はホテル(Sutton Place)までピックアップに来てはくれないので、出発場所のホリデイ・イン(Holiday Inn)まで歩いて行きました。事前にチケットを購入して持っているヒトよりも、ホテルにあるカウンターで当日チケットを買うヒトの方が多そうです。ホテル・空港など何ヶ所かピックアップして回り、最終的な乗客は全部で10人。予約なんて要らない訳だ。

 いよいよ陸路での国境越え!荷物を全部持ってバスを降りてImmigrationへ。。Immigrationで写真撮影したら注意されてしまいました。どこにも禁止の記述がなかったけど、やっぱりダメなのね。

 英語も問題なく聞き取れたので、スムーズに進行。荷物チェックも簡単で所持品チェックもなければポケットとかの物もチェックもされず。飛行機の場合とはえらい違いだ。記入フォームは日本語版を渡された。ビザ料金(だと思う)としてUS$6.00を支払いあっけなく通過。あまりにあっけなく通過してしまってちょっと拍子抜け。でも、飛行機組はUS$6.00は支払っていないらしい・・・なぜ?

 バスはトラベロッッジ(Travelodge)前に停車。スペース・ニードル(Space Needle Tower)を目印に現在位置を把握したけど、ちょっと寂れた場所で最初はどこだか分かりませんでした。後続組との集合時間まで余裕があるので、改めて地図で場所を確認し、シアトル・センター(Seattle Center)にあるスペース・ニードルに向かいました。

 展望台の入場料はUS$11.00。水族館・博物館などとの共通入場券のようなものもあったけど、今回はそれほど回らないので普通の入場券を購入しました。展望台に上りシアトルを一望すると、中心街の高層ビル群とその向こうにセーフコ・フィールド(SAFECO FIELD)が見えました。フェリー発着場所も確認。頼まれて何人かの外国人観光客の写真を撮ってあげました。こう言う場所では外人も写真・ビデオを撮影するのね。

 後続組が到着する前にチェックインするため、ホテルに向かう。モノレール(US$1.25)でダウンタウン中心部に移動。初めてUS$を使い小銭が出来ました。途中、adidasショップで買い物し、クレジットカードのサインを漢字で書いたらそれだけで喜ばれて、他の店員を呼んでみんなで見ていました。珍しいのかなぁ?シアトルなら日本人はいっぱいいそうなのに。

 今回宿泊するホテルはクラウン・プラザ・ホテル(CROWNE PLAZA HOTEL)。バンクーバーでは2部屋チェックインしていたけど、それだと合流するまで後続組がホテルには入れないので、今回は先に1部屋だけチェックインすることになっています。が、ホテルに到着したら、後続組もちょうど到着したところらしい。すばらしいタイミング!

 チェックインしたら、カードキー4枚なのに1部屋。おいおい・・・。もちろん、その場で変更を要求したんだけど、このフロント責任者の対応がかなり悪い。最終的には1部屋追加してもらって2部屋を確保したけど、かなりむかつく対応だった。バンクーバーのホテルより高かったのに、このクラスのホテルでそれはダメだろう。

 ここでちょっとした事件発生。一人がスーツケースのカギを紛失!これで(ウィスラー滞在を通して)全員がちょっとした事件を起こしたことになる。やはりと言うか何と言うか・・・。

 16:30にホテルに集合することにし、それまで個別行動することにしました。

 明日も一人だけシアトルに宿泊するつもりなので、ツーリスト・インフォ(Tourist Info)にてホテル・B&Bのパンフレットを収集。すぐには決められなかったので、予約は明日することにしました。

 ナイキ・タウン(Nike Town)でマリナーズグッズを発見!気になるけど、せっかくなのでオフィシャル・チーム・ショップの方で買うことにしてここでは何も買いませんでした。ダウンタウン中心部にオフィシャル・チーム・ショップがあることがわかったんですが、集合時間に間に合わないのでホテルに戻ることにしました。

 ホテルに戻ってコンシェルジュで明日(土曜)のボーイング(Boeing)の工場見学ツアーの予約をしようとしたら、月〜金のみとのこと。大ショック!ボーイングの工場見学ツアーに参加したくてシアトルに1泊追加することにしたのに・・・。まぁ、工場だんだから土日は休みというのも道理だけどさぁ。とにかく、明日の予定が飛んでしまった。考えた結果、セーフコ・フィールド見学ツアーに参加することに決めました。


【MLB(Texas Rangers @ Seattle Mariners)観戦】

 ホテルからセーフコ・フィールドまでは徒歩20分くらいとのことだったので、歩いてでセーフコ・フィールドに向かいました。海へ向かう道はかなりの下り坂で、色々と周囲を見回しながら歩いたからか、思ったよりも遠く感じます。

 セーフコ・フィールドに近付くに連れ、スポーツバーやグッズショップが増えて行きます。気持ちが盛り上がって来ます!スポーツショップで明日の試合のシーズンシートを額面で販売している広告を発見。そうか、チケット買えるようなら明日も試合を見に行けば良いんだ!2階席だけど、1塁側のRow=3でUS$20.00で悪くないかも。でも、正規チケットで良い席が買えるようならならその方が良いので、その場では購入せず明日来ると伝えて退散しました。

 球場の近くで食品会社のキャンペーンでゲームに参加し、優勝してTシャツをゲット!優勝したら商品がもらえると言うことだったのに、参加者全員がもらってました・・・。

 セーフコ・フィールドのレフト側に到着。まずは、チケットを受け取るためにウィル・コール(Will Call)のカウンターを探すと、バックホーム裏にあるとのこと。バックホーム裏まで行くと、「ウィルコール」ってカタカナでも案内が出ていました。球場での注意事項にも日本語表記がありました。やはり、日本人が多いんですね。

 後輩がウィル・コールで手配したチケットを受け取りたい旨伝えると、スタッフは何かが違うと言い、別のカウンターに案内されました。Last Nameの頭文字ごとにカウンターが分かれていて、並んだ場所が間違っていたようです。名前で管理されているらしく、写真付きのIDを提示するだけでチケットが出てきました。予約番号は不要だったみたいです。

 オフィシャルグッズショップから入場。ショップはかなり大きいです。気になるグッズも多いけど、荷物になるのを避けるため、試合後か明日に改めて買うことにしました。皆はお買い物に忙しいので、先に球場内に移動することにしました。ピザ・ホットドッグ・ビールを購入し、席に向かいました。

 通路側の席だったけど、反対側の通路から入ってしまったため、端から端まで移動する羽目に。これがいけなかった。前の列の人が急に立ち上がり、手を広げながら(なんでだよ!)振り返った!これがプレートをヒットし、ビールをぶちまけてしまった(>_<)。横の人にビールがかかったが、笑って許してくれた。日本ではこうはいかないだろうなぁ。プレートをヒットした人も謝るだけだし。

 球場の雰囲気はすばらしい!セーフコ・フィールドはフェンスが低いので、グラウンドを近く感じられます。やはり日本人も多い。

 今日の試合はテキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)対シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)。イチローはもとより、長谷川・佐々木の両ピッチャーに加えて、うまくすればレンジャーズの伊良部を見ることが出来るかも知れない!

 選手紹介は紹介に合わせて選手が出てくるわけではないので、NBAとかNHLと比べるとちょっと盛り上がりに欠けるかな。でも、やはり、イチロー(Ichiro)は現地でも大人気で一番の歓声でした。レンジャーズのアレックス・ロドリゲスには大ブーイング。情け容赦なしなのね。先発はマリナーズがAbbott、レンジャーズがRogers。

 試合は序盤からレンジャーズのペース。どんどん点差が開き、マリナーズは良いところなし。盛り上がるためにももうちょっとがんばってくれー。

 試合の途中で、前の列の女の子に箸の使い方を教えて欲しいと言われたので教えてあげる。目の前の女の子はなかなか出来ないようだ。ペンの持ち方と同じと教えたが、ペンの持ち方からおかしいので、どうにもならない。

 今度は名前を漢字で書いて欲しいと言われたので教えてあげる。

  デイシャ→(1)出伊斜(2)出位捨
  ダネイ→(1)打根衣(2)駄寝医
  テイラ→(1)手良(2)貞羅

 何とも微妙な名前ばかり。漢字の意味を説明しなければならないので、あまり変な漢字は使えないし・・・。彼女らは大人数のグループで来ているせいか、かなりノリノリ。

 試合は9-0でマリナーズが大敗。先発Abbottのコントロールが悪すぎ。イチローはノーヒット。長谷川も佐々木も登板機会なし。レンジャーズの伊良部も登板機会なし。はっきり言って消化不良。1試合だけの観戦予定だったけど、明日の試合も見に来ることを固く決心しました。

 試合終了後は最前列まで行ってグラウンドをバックに集合写真を撮ってもらったりしました。球場スタッフの人たちが喜んで撮影してくれるのにはちょっと感動。

 グッズは明日買いに来ることにし、徒歩でホテルに戻ることにしました。夜の街はちょっと怖いです。

 自転車での送迎サービルをしている人たちがいました。2人乗りの台車に4人乗っているグループもいたけど、自転車をこぐヒトは大変だ。いくらくらいでどこまで連れて行ってくれるのかちょっと気になったけど、聞けなかった・・・。

 最後の夜にちょっと飲もうとホテルのラウンジに行ったら、年齢確認のためにIDの提示を求められちゃいました。面倒になったので、部屋でルームサービスを取ることにする。8inchのピザ(Pizza Hut)とビール(Budweiser×3)。ビールは最初2本頼んだものを、ちょっとどきどきしながら電話して3本に変更しました。これを3人でいただきました。

 そうこうしている内に夜も更け、明日のチェックアウト時間を決めて部屋に戻り、2時前に就寝。

3日目(2002年4月20日)へ

Quick Shuttle
このバスでシアトルに向かいます。
カナダ〜アメリカ間の国境です。
写真撮影禁止だったらしく、この後注意されちゃいました。
スペース・ニードルから眺めたシアトルの高層ビル群です。右奥にセーフコ・フィールドも小さく見えます。
シアトル・センターとダウンタウンを結ぶモノレールです。
今回宿泊するホテルの部屋です。
最初はここに4人押し込まれそうでした。
今回宿泊するクラウン・プラザ・ホテル(CROWNE PLAZA HOTEL)です。
佐々木の扉の前で記念撮影
今回はイチローに近いライト外野席でした。
イチローと佐々木のユニフォームを着込んで応援です。
レフト側も結構入っています。
試合終了後に最前列で記念撮影。
結果は・・・。
セーフコ・フィールドを後にしてホテルまで歩いて帰りました。

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