2002年1月17日(木)−成田エクスプレスに乗り遅れた! |
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【成田→バンクーバー→トロント】 カナダ・ウィスラー(Whistler)への留学の前に、どうせカナダまで行くんだし、わずかな追加料金でトロントまで行けるんだから行ってしまえ、と言うことで、トロント観光をすることにしました。と言うことで、トロントでの「NBA(New Jersey Nets @ Toronto Raptors)」観戦と「ナイアガラの滝」見学をメインにしてのトロント旅行に出発! なんと、いきなりのトラブル発生!15:30横浜発の成田エクスプレスに乗り遅れてしまった! 原因は、自宅からタクシーで横浜駅まで行こうとタクシーを呼んだのに、スキー板があったためにことごとく断られてしまい、出発が遅れて間に合わなかった。仕方ないので荷物番を連れ立ってクルマで横浜駅まで荷物を運び、荷物を見てもらっている間に急いで帰宅して、クルマを家に置いて横浜駅に向かったけど、間一髪間に合わなかった。 次の成田エクスプレスは1時間後なので、あきらめて次に来たエアポート成田(各駅停車)で成田空港に向かいました。東京駅あたりで座れたので良かったですけど、この荷物(スーツケース+スキー板)を持って各駅停車で立って行くのはちょっとツライ。 今回は時間的な余裕がなくて航空券は空港カウンターでの当日渡しとなってしまっていたため、旅行会社のカウンターのヒトが私を待ってくれていました。近づいただけで名前を呼ばれたので、きっと私が最後だったんでしょう。遅れると連絡したくても、携帯電話は既に手放しちゃっていたし・・・ごめんなさいね。 成田空港は閑散としていてすぐにチェックインできました。チェックイン時に預け入れ荷物でちょっとドキドキ。重量を量ったら31kgだったんですど、ギリギリだったようです。北米路線の預け入れ荷物は数量制で2個までOKと理解していたんですけど、個別重量は32kgが上限だったらしいです。あぶないあぶない。この後、常に「HEAVY/LOURD」の札が付いて回ったことは言うまでもないです。でも、スーツケースだけで7kg、スキーブーツも5kgくらいあるらしいので、その他スキー用品を押し込むとねぇ。ヨーロッパ方面は20kgまでらしいけど、そんなのムリじゃん!!どうするんだろう・・・? 今回は出発直前までドタバタしていて、緊張感が一切なかったので、実感ないままあっけなく日本出国しちゃいました。 今回利用したのはエア・カナダ(Air Canada)。いつものようにJTBの友人に手配をお願いしたところ、バンクーバー(Vancouver/YVR)直行便があり、かつ3ヶ月以上のオープンで取れるチケットはエア・カナダにしかないとのこと。直行便に拘らなければアメリカ系の航空会社もあるそうだけど、価格差を考えてもエア・カナダが一番現実的と言うことで、今回はエア・カナダ。 ちなみに・・・JTB以外の旅行会社に行くと、「3ヶ月以上のオープンはない」と言われたり、「その場では回答できない」と言われたりしました。事実、某H社でそう言われて3ヶ月オープンのチケットで来ていて悔やんでいるヒトもいた。そういう話を聞くとJTB以外に依頼するのはちょっと不安になります。 今回搭乗するAC004便は19:00成田(NRT)発バンクーバー(YVR)行き。席はほぼ満席で、フライト時間は8時間12分とのこと。 テレビ放送が始まっても、まだ頭が英語モードに切り替わっていないこともあって、英語ニュースがさっぱりわからないです。まぁ、内容がカナダの国内政治ニュースだったので、そもそも内容がわからないと言うことにして自分をフォローしたりしました。 映画は「アトランティス(ATLANTIS)」と「LA Story」、普段は速攻爆睡で見ないんですけど、何となく気になって「アトランティス」を見てしまいました。映画の後は持ち込んだMDを聞きながら就寝。いつも思うんですけど、ノイズキャンセリングシステムの効果は絶大!手放せません。あまり売れていないようなのが不思議。 AC004便は予定より10分早くVancouverに到着。しかし、immigrationが混雑していて、大変なことに・・・。 混雑しているのは仕方ないとして、なぜか、私が並んだ列は全然進まない。途中で気付いたんですけど、他の列は1列に並んで窓口で二手に分かれているのに、私が並んだ列は最初から2列に並んでいました。そりゃぁ、時間かかる訳だ。そうそう、immigrationに並んでいたら知らない言葉で話しかけられて、困っていたら「Can you speak Chinese?」って聞かれたんですけど、そう見えたのかなぁ・・・? immigrationでは仕事のことやカナダに持ち込むパソコンのことを聞かれ、さらに滞在日数が長いことを聞かれたけど、大きな問題もなくビザなしの観光扱いで通過。問題はここから。 今回はバンクーバーで乗り継いでトロントまで行くので、バンクーバーで預け入れ荷物を受領し、国内線乗り継ぎ手続きがあるんだけど、immigrationが混雑していて時間がかかったために、この時点で既に出発時間まで15分程度しかない!再度の預け入れは割り込みでノーチェック、係員は「Fast!Fast!」と繰り返し、私は搭乗ゲートを聞いて猛ダッシュ。しかし、肝心の搭乗ゲートの場所がよくわからない。フロアを移動し、セクションを移動するたびに聞きながら、ひたすら走り続け、行き着いた先は到着ゲートから一番遠いエリア。 手荷物検査に割り込ませてもらったら、係員が何か買って来いと言っている。空港税か?と思って買いに走ったけど金額がわからないので聞きに戻ったら「No money」とか言っている。乗り継ぎ専用のカウンターで無料でもらえるものらしい。無料なら何もなしで良いじゃんと思いながらそこも割り込ませてもらってチケットをもらう。またまた手荷物検査に割り込ませてもらい。早々に走り抜けようと思ったら別の係員がカメラを手に「Turn on」と言ってやがる。時間がないのにくっそーと思いながらもカメラの電源を入れるだけならと思ったら、今度はパソコンの電源を入れろと言ってきやがった。 9.11のテロ以来チェックが厳しくなったこともあるし、基本的に購入後6ヶ月以内のパソコンは新品の輸入と見なされ持ち込み禁止らしく、その確認のためにもパソコンの電源を入れさせられたことがあると言う話は聞いたことがあったけど、何もこのタイミングで言わなくたって・・・。起動するのにどれだけ時間かかると思ってやがるんだ! と心では思いながらも英語でうまく説明できずにあきらめて電源を入れたら、なんと、さっき電源を入れたカメラで私の写真を撮りやがった。そこでさすがにキレたら(英語でクレームは言えなかったけどさすがに通じたらしい)、電源を入れて起動中のパソコンを一度もチェックすることなく通してくれた。それなら最初から・・・。 もちろん、その係員も悪気があった訳ではないだろうし、別に写真を撮られることがイヤだった訳ではないけど(最近はホントのカメラかどうか確認するために撮影するとも聞いていたし)、状況が切迫していたので笑えなかったんだよね。 搭乗ゲートはヒトもまばらだったけど、チェックインできて一安心。明らかに予定時刻は過ぎているけど、飛行機もちょっと遅れていたのかな?とにかく間に合って良かったぁ。でも、乗り遅れていたらどうなっていたんだろう? 持ち主不在の荷物を運ぶようなことはないらしいので、荷物を預けた状態で乗り遅れることはまずないと後で聞いたけど、その時はそんなことを考える余裕もなかったのでひたすら焦ってました。もし、荷物のチェックインも間に合わなかった場合、次の便とかに振り替えられたのかなぁ。こういう事態を考えると、変更禁止の激安チケットってちょっと恐ろしい・・・。 トロントまで4時間くらいか(疲れて爆睡していたので不明)、無事に到着。バンクーバーでの積み込みが最後だったせいか、荷物は真っ先に出てきました。 当初はDowntownのホテルまでタクシーで行こうと思っていたんですけど、日本でのスキー板の件もあり、バス(C$14.25)を選択し、30分待ちだったけど、外で待つことにしました。その間、ホテルの名前の入ったバンが次々と通過して行きました。もうちょっと良いホテルにしておけば送迎してくれたのかも。今回のToronto滞在は完全なおまけなので、一番安いホテルを選んだからなぁ。まぁ何の問題もなくバスでホテル前まで行けたので良かったけどね。ホテルによってはそのバスが行かないホテルもあったみたいで、ラッキーだったのかも。 21:00過ぎにトロント・コロニー・ホテル(Toronto Colony Hotel)に到着し、問題なくチェックイン。フロントの対応はなかなか良かったですよ。色々と説明を聞いた後の最後に渡されたのは日本語で書かれた注意書き。だったら最初から出してくれれば良かったのに。 今回は一番安いホテルにしたので、グレードはそこそこ。部屋もきれいに片づいてはいるけど、各所が傷んでいました。エアコンの調整がきかなくてビビッたけど、快適な温度だったので問題なしです。 荷ほどきをして、やっと落ち着く。最後の最後で気がゆるんだのか、ユニットバスのバスタブで転けちゃいました。マジでかなり痛い。とは言えどうしようもないので、痛みをこらえながら就寝。 |
出発が遅いこともあってか、成田空港は閑散としています。 | |
Labatto Blueとおかきの組み合わせ。日本のビール(アサヒ・スーパードライ)もあったけど、カナディアンビール! | |
成田〜バンクーバーでの1食目です。 | |
成田〜バンクーバーでの2食目です。 | |
バンクーバーで入国審査を待つ行列。このくらいの行列はいつものことだったので気持ち的にも余裕あったんですけど、これが全然進まなくあせってきます。気持ちは焦っても何も出来ないし、精神的に良くないです。 | |
バンクーバー〜トロントでの機内食。疲れ切っているので寝ていたかったけど、プレッシャーに負けて起きちゃいました。 | |
やっとトロントに到着。ホテルへの移動のためにバス待ち。スキー板さえなければタクシーで行ったのに・・・。 |