10.一日散歩きっぷで行く(T) 学園都市線・完乗編 <2>

滝川からは、12時52分発の普通列車に乗車します。函館本線は電化されていて、普通列車には札幌からの直通列車が遅い時間の1往復に減ってしまったため(731系が充てられます)、711系が主力となっているのですが、中にはキハ40が走るものがあります。時刻表を見ていただければお分かりでしょうが・・・。しかし、1両でも車掌が常務します。

滝川で1時間ほどの余裕ができて、食事を探してフラフラしてなぜかスーパーに行くと、各地の駅弁のセールをやっていたので、そこで本来は松江駅で販売されている『鴨ステーキ暖暖』(1050円)を購入して列車へ乗りました。量的にはそれほどでもありませんが、温かくして食べられるように袋状のものが入っており、ひもをひっぱればそれが働いて中が暖かくなる、というものです(取扱いには気をつけましょう(^^;)。

列車を次の砂川で下車し、後続の特急「ライラック」12号に乗って美唄で降り、奈井江で通過待ちをしていたこの列車に再び乗車して、終点の岩見沢へ13時50分に到着しました。

岩見沢駅は昨年12月に漏電による火災で駅舎が焼失し、今では仮の駅舎を建てて営業しています。健在な頃を知っているだけに、途中下車して駅を出て見たときはショックはありました。この反響も大きなもので、待合室には地元の人達によるメッセージがいくつも貼られていました。思い出の詰まった駅舎との突然の別れを惜しむ声の中にも激励の言葉もあり、何とも言えない気持ちになってしまいました。

現在、駅舎の再建工事が進む中でバリアフリー化の工事が進められています。発車案内の電光掲示板に頭をぶつけないように注意してください(^^;)

岩見沢からはある程度電車の本数があるため、途中何箇所かで寄り道をして札幌へ戻りました。ちなみにこの一日散歩きっぷ、滝川から先は根室本線の新得まで利用することができ、さらに富良野線の美瑛にまで行くことができます。次回は、札幌より南の範囲へ行ってくる予定です(^^)

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