6.ノースレインボーEXPで行く、北海道Y字型紀行 <1>

2月25日、札幌近郊は例年にない大雪となり、あらかじめ指定席を取っておいた「オホーツク流氷号」の運転はおろか、この日は一日中電車がまともに動かない状況にまでなりました。ということで、2月28日に指定券を変更してもらい、当日、25日よりやや遅い時間に札幌駅に入りました。

この車両の名前から私のHNを取っています。もとは94年の冬に「ノースレインボークスプレス」という名前で札幌−帯広を往復していました。北海道ではいくつかリゾート特急が走っていますが、この車両は6番目に作られたものだそうです。当時中学生でしたが、名前と外観から見てその頃素晴らしいと思ったのか、未だに引きずっていたようです(笑)。もちろん、乗車は初めてです。指定券を持って3号車のダブルデッカー部分に腰掛けます。

しばらくはその場に座っていましたが、10名前後の方々が集まってにぎやかになり、なかなか落ち着けなかったので4号車の自由席に移動しました。リゾート特急には一人一台モニターが充てられているものがいくつかありますが、この車両の場合は天井に何台か吊り下げられているパターンで、3号車には2階部分のためありませんでした。そのモニターでは前面展望を流していましたが、途中から映画になってしまいました(^^;;)

これより、沿線の風景をいくつか紹介します。私は旭川に親戚がいるので、小さい頃から札幌−旭川間はよく乗車しました。おかげで、かなり見なれた風景ではありますが、こうして写真を撮ったのは初めてです。

砂川駅のホーム連絡橋・・・と言いたいところですが、それも95年9月3日までの話です。ここは、同日に廃止となった函館本線の上砂川支線のホームがあったところです。
深川駅3番ホームに到着した流氷号ですが、左側4番ホームに停車しているキハ54−501です。その先に塗装を施したキハ54が止まっているとは知らず、カメラをしまってしまったのです(笑)。
納内〜伊納間の、トンネルに入る前のポイントです。スキー場が見えますが、カムイスキーリンクスです。ここから旭川まで5個のトンネルを通る事になりますが、1個目〜3個目のトンネルは結構長いです。
3個目と4個目のトンネルの間にある伊納駅です。高速で通過しながらなので、かなりぼけた写真になってしまいました。
最後のトンネルを抜けた所です。ここは国道12号線のバイパス(旭川新道)です。
オホーツク2号との交換待ちのため、ここ当麻駅で停車しました。当麻と言えば、鍾乳洞が有名ですが、10年近く行っていないので今はどうなっているのか全く分かりません。(爆)
上川駅2・3番ホームです。うまく行けば、黒岳が見えます。上川の模様は、このあと紹介します。
中越駅の駅舎です。この駅には交換設備があります。ところが、上川−白滝間に普通列車は1日1往復しかありません。周りに家があるような雰囲気は感じません。
上越と書いてありますが、もともと駅だったものが過疎化のために信号場に格下げされたものです。
白滝駅の駅舎です。車内から撮影したものです。ここで特快「きたみ」号と交換しますが、それを同じ場所で撮影しましたが、出来あがった写真がとんでもないことになっていたので、不採用。(笑)

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