9.近畿地方1泊3日の旅 <1>

特にゴールデンウィークの予定を考えていなかったのですが、せっかくなので今まで行ったことのないところへ行こう、と思いつきました。ところが、ウィークエンドフリーとなると、自由席しか座れない(指定席もほぼいっぱい)ので、今回は東日本は見送り、「100キロ以上なら途中下車が可能」「片道600キロ以上なら往復割引がつく」というのを利用して西へ向かうことにしました。

大垣夜行の165系。 大垣夜行の167系。

で、何を使って行くかと考えたところ、まず「サンライズ瀬戸・出雲」のノビノビ座席を思いつきましたが、満席で、次に快速「ムーンライトながら」の指定席を取ろうとしましたが、これもダメでした。仕方がないので、写真の大垣夜行を利用することにしました。快速「ムーンライトながら」が満席なくらいなので、この大垣夜行も混んでいるだろう、と思って、本来茅ヶ崎からの乗車券を買おうとしたものを東京都区内に変えたのです。ところが、ホームで列車を待っている人はまばらで、1時間近く前に到着したのですが、それぞれの乗車口のところに2人ないし1人が待っている状況でした。結局人はほとんど増えず、車内はがらがらで品川を発車してしまいました。

品川発なのに、「東京⇔大垣」になってます。(笑) この列車は小田原まで各駅に停車していきます。このがらがらの列車でも、さらに途中駅での乗降者が多く、これから混むだろうと思って足を前の座席に乗せていなかったのですが(この車両は固定クロスシートです)、最後まで乗ってくる人はいませんでした(笑)。
1時47分、列車は沼津へ到着しました。ここに先行の快速「ムーンライトながら」が止まっていましたが、指定席も自由席にも座席に余裕がありました。となると、前日にキャンセルが多数出たということでしょうか・・・(指定席を取ろうとしたのは出発1日前のことです)。静岡から豊橋の間に少々寝ましたが、この日はほとんど寝ていません。
4時29分、豊橋に到着しました。ここでも「ムーンライトながら」が止まっています。どちらも停車時間が長いので(23分)、駅の構内をしばらく散歩します。豊橋と言うと、飯田線と名鉄線の乗換駅ですが、名鉄のホームが飯田線1・2番ホームと、東海道線4〜7番線に挟まれた形(3番線)にあります。名鉄にも乗りたいところですが、今回は近畿方面を主にしているので、また今度、ということで・・・。
4時52分、豊橋を発車しました。この列車は沿線の始発列車として使われているようで、途中からの乗車も多数ありました。豊橋を出たところで夜が明け始め、名鉄蒲郡線との接続駅、蒲郡駅では完全に明けてしまいました。そして、6時2分、名古屋に到着し、一旦ここで降りることにします。

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