11月1日、9時頃に東京駅のホームへと上がり、列車を待っていました。この頃、台風の影響によって中国地方は大雨に見舞われ、中国山脈を縦断する伯備線の生山〜根雨間の線路が土砂で埋まってしまい、「サンライズ出雲」は普段止まらない生山までの運転となっていました。何も知らないで、某駅の電光掲示板に「サンライズが・・・」と書いてあるのを見て相当焦ったものでした。列車の方は、発車の10分くらい前に入線してきました。しかし、「サンライズ出雲」側の表示は単純に『特急』と書いてあるだけでした。
そして、以前から予約しておいた、寝台料金をプラスせずに乗れてしまうノビノビ座席(しかも端っこ(^^)に横たえました。まだ個室寝台を体験したことがないので、実際の設備はどうなんだろう、と思っていて、急行「はまなす」のカーペットカーのようなものを想像していたのですが、それぞれの寝台(座席?)に置いてあったのは、毛布らしいものと、枕カバーらしいものと、「サンライズ」の車内案内の小さな冊子でした。で、毛布をかぶってみると、袋みたいになっていました。つまり、寝袋に近いような毛布だったようです。そんな中に体をしまい、寝よう・・・と思ったらなかなか眠れなくて、結局静岡までは覚えていました。そして起きたらそこは神戸付近でした。どうやら新快速の走る線路ではなく、各駅停車・快速の走る線路を走っているようですね。列車は、日の明けて間もない6時27分、岡山に到着し、ここで下車します。
寝台と言えば、牽引機にひっぱられる客車、と言うイメージがあって、先述の急行「はまなす」もそれに当たります。しかし電車ということもあって、結構快適にも感じるものです。端っこということでドアにも近く、駅に着いてドアを開けるときに鳴る音(223系を思い浮かべてください(^^;)が聞こえてもきます。・・・以上、「サンライズ」について思ったことです。今度は個室にも乗ってみたいものです。