VALKYRIE PROFILEARRANGE ALBUM |
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読んで字のごとくヴァルキリープロファイルの曲のアレンジバージョン 「プレステの規制された音源から脱した音楽」だかなんだか そういうのを目指して作曲者自らがアレンジを手掛けた内容 なんだけども ・・・・・・・・ CD-DAが使える今となってはゲーム音楽に音源の規制はもう殆ど無いんと違うか で 不安を感じながらも聴いたわけだが 「ああ やっぱりね」 そう やっぱりなのである 正直な話 音源の良し悪しはあまり大差が無い いやそりゃ音は違うんだけどね 音源を良くしましたというネタは スーファミ以前のハードに限られるのかもわからん とはいえ このアレンジアルバム いくらなんでも音源を良くした「だけ」なんて代物ではない そりゃそうだ そんなアレンジアルバム聴いたことが無い 通常のアレンジアルバムよりは少ないものの 全ての曲にアレンジは施されている で その出来というか 個人的評価は 少し難しいな いい曲よくない曲の差が激しすぎる 「これはっ!」と思うものもあれば 「・・・・これは・・・」と思うものもある 音源を良くしようというアレンジ=原曲のイメージが強く残るアレンジとなるんだが それでもなお 更にアレンジされるってのはどういうことかって 要するに「追加パート」がつけられるわけだ |
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原曲のイメージを膨らませた 原曲の延長線上に位置するようなアレンジである もしくは複数の曲を繋げて ゲームの世界観を表現するようにアレンジする手もある このアルバムに入ってるのはその2つのどちらか 後者の 曲を繋げるというほうの手段を用いた楽曲は結構良いのが多い 原曲を知らない人には繋ぎ目がわからないんじゃないか というくらいに 2つの曲を1つの曲に仕立て上げられてる 曲の繋ぎ方は非常に良いんだ が これは 追加パート型のアレンジの曲も含んだアルバム全体に言うことであるが 「流れがあまり良くない」という楽曲が結構に多い なんだか無難すぎたり 逆にあまりに不可思議だったり その最も大きな問題点が 「終わりそうなのに まだ続く」というものだ(対象の曲数は少ないけども) 曲の流れが終わりに向かって 聴き手は終わる気まんまんなのに 曲が何故かまた最初に戻るのである 「・・・あーあ・・」と思わず溜息 時に致命的なまでに曲にダメージを与えるのは笑って見過ごせることでもない それを吹き飛ばすだけの破壊力の無い曲が 最終的に悪い曲と判断 細かいことは 個々の評価でしていくからそっちを参考のこと |