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さて、最初の目的地シャトーカミヤに到着しました→ 私は牛久と言えば、小川芋銭と牛久沼のかっぱしか知らなかったのだが、もうひとつこのシャトーカミヤがありました。浅草にある「神谷バー」の神谷伝兵衛が明治30年に創業したワイナリー。ワイナリーというのはぶどうの栽培から、ワインの瓶詰めまでを一通りおこな醸造所のことだけれど、今、シャトーカミヤのぶどう畑は駐車場になっていてぶどうは作られていません。でも「牛久の城」という地ワインも販売されてて、安くて飲みやすいのでお薦めです。楽天にもシャトーカミヤの通販がありますが、上記の下線が引いてあるシャトーカミヤの文字をクリックするとシャトーカミヤのHPに飛びます。そこからも通販できます。電気ブランもありますよ。 毎回、訪れるたびに、まるでここだけ日本じゃないみたいと思いますが、今日も思ってしまいました。写真中央の建物の白いアーチをくぐると↓広い中庭というか広場があって、神谷伝兵衛記念館がありワイン醸造のことや電気ブランの資料があります。nanaの背後の建物がそれです。 ↓バナナのおやつがもっと欲しいnana(笑) |
![]() ↑正面の白いアーチの前で、明治-大正時代の有名な政治家や軍人さんが写真を撮られています。歴史のある建物なのです。 |
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![]() ↑こんな花々が咲き乱れる場所もありました。ベビーカーを降りて夫にだっこされたnanaは上機嫌で奇声を上げまくってました。それがおかしくて私も笑い、すれ違う見ず知らずの人も笑うという(笑) |
↑記念館の入り口は巨大なホワイトオークの樽が並ぶ貯蔵蔵。見えるように明るく撮影しましたが、実際はもっとひんやりと暗いのです。今回は行きませんでしたが、地下には真っ暗な地下貯蔵所があって、そこは静かで暗くて湿った空気の匂いがして、時間の流れがそこ止まっているようなんです。 広い敷地内には、レストランやバーベキューを楽しめるところや、挙式できるチャペルなどいろいろあります。野外で大きなテントの下で披露宴もできて、それがちょっといい感じ。新緑の木々の中で、初夏の風に吹かれながら披露宴なんて、いいっ! ![]() |
一通り散策たあと、広場に戻ってテーブルと真っ白なパラソルのついたベンチでしばらくひと休み。私はポットに熱いコーヒーを入れて来たので、夫と一緒にそれを飲んで和み、nanaはだーーい好きなバナナのおやつを夫に食べさせてもらって上機嫌。熱いコーヒーを飲むと、頬にあたる風が気持ち良くて、うっとりした。
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牛久自然観察の森はまさに少し昔には日本のどこにでもあった里山そのものです。里山の自然環境を保全する目的で運営されているそうです。入り口を入ると「バッタの原っぱ」が広がり、歩いていくとネイチャーセンターがあるのですが、その背後の「ひぐらしの森「にはふくろうが巣を作っていて、子供達が巣立ちの季節を迎えているところでした。もうほとんどのふくろうの子供達は巣立っていて、今日は1羽だけ残っていました。その1羽はひぐらしの森の紅葉樹の枝にとまりふわふわの灰色の羽を震わせていました。少し離れたところに母親も居て、ネイチャーセンターに集まった人々のアイドルになっていました。 ネイチャーセンターを出るとふくろうの森、かわせみの池、のうさぎの丘、玉虫の林、コムラサキの林、オトシブミの林、ウグイスの林、コブナの流れ、アカネズミの森などなど広大な里山が広がっています。 |
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深呼吸すると森林の匂いがして来て最高に気持ちいい!そのうち炭焼きの木を燃やす匂いもしてきて、それがすごく懐かしくてたまらなくなり、炭焼き小屋のとなりの梅林にシートを敷いて、おにぎりを食べることにした。 |
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nanaはミルクをたらふく飲んで、私たちはおにぎりをむさぼり、ごろんと横になりました。ここでしばらく休んだあと、帰路に着きました。連休中とは思えないくらい人がいなくてのんびりできたドライブでした。思ったより自宅から近いのに、なぜいままでこの自然の森の存在に気付かなかったのかなぁ・・・。 この自然観察の森の近くの地名が面白くて「女化」って言うんです。なんて発音すると思いますか?オナバケと読みます。こけは狐の恩返しの伝説から由来する地名のようで、女化神社もあります。狐の恩返しの伝説ってあのつるの恩返しとほぼ同じ内容です。人間に助けられた狐が女に化けて人間のところに行き、夫婦になり、子供を設けるんだけど、何かのきっかけで狐の正体がばれてしまって・・・狐の世界に戻っていくというもの。 帰宅してーーー nanaはさすがに疲れたらしく、お風呂に入ってミルクを飲むと朝まで目覚めることなく眠っていました。 また、3人でどこかにのんびりとドライブしたいな。楽しかった! |
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