東京モーターショーにいって来ました。(10月30日)


 

 今回は33回目を迎えた「東京モーターショー」へ行って来ました。私は会場へバイクで行きましたが、途中の道も

いつもより混んでいる様で、普段この辺りでは見られないナンバーの車・バイクが、沢山走っていました。

皆さん、「幕張」を目指して遠くからやってきた様です。 ご苦労様です。(^_^;;;

 

会場の様子(入口) 会場の様子(会場内)

会場の様子(左) 西ゲート入場券発券所 (右)メイン会場内の様子

 

 早速会場に到着しました。会場の幕張メッセは土曜日という事もあり、人出が多いようでした。

今回のモーターショーでは、ハイブリットカーや、電気自動車(EV)等に代表される「低公害車」がクローズアップさ

れています。まず最初は、これらEV車が展示されている「テーマ館」から見ていこうと思います。

各社とも様々なEV車を展示していました。やはりガソリン車の展示に比べると、集客率はまだまだだった様です。

だが、予想以上に関心を得ていた様である。

 

三菱 FTO−EVしかし、この分野の車がこれ程注目されるのは、初めての事だと思わ

れる。確かに、ここ数年の間に電気自動車や、ハイブリットカーの量産

販売が始まり、社会的にも低公害車への注目度が高まりつつあるとい

う土壌もある。

 

注目を浴びていた「FTO−EV」 

最高186Km/hも出るそうです。

 

 これからは、次に登場するであろう「燃料電池車」を含め、この分野の開発競争が激化することが予測される。

また21世紀には、環境に配慮出来ない自動車は、淘汰される方向に向かうのだろうと思われる。

こういった環境下での生き残る為にも、各メーカーは必死になっている事を感じる内容だったと思う。

こうなると自動車技術の大きな革命が起こるのは、もう間もなくかも知れませんね・・・。

 

 いっぽう世紀末という事で、今までの自動車の歩みもクローズアップされていました。

EV車の隣には、20世紀を彩った名車が展示されていました。彼らは無言ながらも、その歴史を体で表している様

でした。特に「トヨタ2000GT」が展示されているのは驚きました。個人的には、「ダイハツBee」の先進的なデザイ

ンにビックリしました。(とても昭和26年の車両とは思えない! 今でも通用しますよ。ダイハツさん。)

 

「トヨタ2000GT」と「ホンダS600」 ダイハツ「Bee」

日本車の宝石「トヨタ2000GT」と「ホンダS600」  オート3輪の傑作ダイハツ「Bee」(S26年製!)

 

初代トヨタ「セリカ」 これらを交互に見てみると、「性能向上・技術向上」

が第一であった今までの自動車史の流れから一変し、

「低公害・低燃費」=地球に優しい自動車の開発

へ移る大きな流れを、実感出来たようである。

 

こちらは元祖「スペシャリティーカー」

トヨタ「セリカ」

 

 

 ここで場所を移動して北館に行ってみよう。ここでは2輪の展示が行われていた。

やはりここは2輪だけあって、どのメーカーもスーパースホーツ車が、展示の主役を務めていた。カワサキは

「ZX−12R」を、スズキは「GSX1300R hayabusa 」を、ヤマハは「YZF-R1」等をそれぞれ重点的に紹介して

いた様だ。

 ただ、唯一ホンダだけが、地球環境を配慮した車両の展示を、重点的に行っていた様である。

例えば高性能の触媒やEFIを使用し、環境保全を図ったスポーツバイク「VFR800FI」や、4ストロークエンジン

を採用し経済性と環境を考えた50ccスクーター「ジョルノ・クレア」などである。

 これらのバイクには、「コンビブレーキ」と呼ばれる、前後輪連動ブレーキシステムを装備し、先進性をアピールし

ていた。先進性のアピールという点ではホンダブースが1歩先に出ていた様である。

 

カワサキZX−12R ホンダVFR800FI

(左)カワサキZX−12R (右)ホンダVFR800FI (同じバイクじゃありません悪しからず・・・。) 

 

スズキ「GSX1200R hayabusa 」 ヤマハXJR1300

(左)スズキ「GSX1200R hayabusa 」 (ブルートレインの名前じゃありません!)

 (右)ヤマハ「XJR1300」 (空冷エンジンの迫力抜群!)

 


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