月潟駅に佇む
かつては交換駅であった「月潟駅」も、今では片側の線路が取り払われた終着駅である。
梅雨どきの薄暗い天気のせいか、周りが妙にわびしい。
その中、発車までのわずかな時間を「クハ46型」がホームで佇んでいた。
駅を出てみる。辺りは人影もなく静まり帰っていた。
駅から燕方向に伸びていた線路も、数十メートル先で土に帰っていた…。
何もかもがわびしかった。
(月潟)
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