さようなら蒲原鉄道

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旅 立 ち

車 内 風 景

ツーショット

梅雨空のもとを快走

快 走

モハ61の運転台

ひ と や す み

冬 の 朝

雪の田園を走る

モハ71快走

モハ71快走(2)

冬晴れの電車

ひ だ ま り

ひとやすみ(2)

最後の冬

村松の夜

モハ31型入線

五泉到着

村松を出発するモハ31型

夏空を快走

山並みをバックに

米どころを快走

さようなら

夏の線路

 

 とうとう1999年10月3日、「蒲原鉄道電車線」が77年の歴史に幕を下ろしました。

先の「新潟交通電車線」に引続きの廃止で、新潟の地方鉄道は、残念ながら21世紀を迎える事

が出来ませんでした。

 このページでは、廃止直前の「蒲原鉄道」の写真を掲載してみました。

 

 ところで、地方鉄道の廃止という事情には、70年代から続くモータリゼーションの進展や、地方

の産業構造の変化による「鉄道離れ」という典型的な構図があるが、この2鉄道はその流れの中

でも健闘してきた方であるといえる。 これは両者とも「バス事業」を持ち、それが比較的順調で

あったからだと思われる。

 

 しかしながら長引く「平成不況」の中で、「バス事業」についても楽観できない状況に置かれた今、

老朽化した鉄道施設の更新に膨大な費用が掛かる「鉄道事業」を捨てざるを得ないのは、致し方

ない現実なのであろう。

 

 我々ファンは感傷に浸るだけでなく、こう言った現実も直視しなければならないのである。

 

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