紀勢本線99年夏 ・ ・ ・
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風光明媚な紀州路を、湘南色の165系がゆっくり走っていく・・・.。 こんな穏やかで永遠に続く様な鉄道風景にも、大きな変化が訪れようとしている。 やはり予期された事態が起こってしまった。10月2日ダイヤ改正で、紀勢本線の165系の運用に、 大きな変化が有ったのである。 改正前は合計8運用を持ち、紀伊田辺〜新宮間では105系による 1運用以外は、全ての普通列車を受け持っていたが、今改正では半分の4運用に減少し、もはや 風前の灯火となってしまいました。 また、新大阪〜新宮間に運転される「夜行快速」(2921M)も週末以外は紀伊田辺止まりに縮小され、 特に周参見以南は、2921Mが新宮まで運転された日の翌日しか見られなくなってしまった。 まさに、2921M乗車時にお話した車掌さんの話の様に、大きな変化が起こってしまった様である。 非常に嫌な話しですが、結果的に今年が最後の夏になったかも?という、予感さえしてきました。 そんな99年夏の紀勢本線(新宮付近)の様子を、「南紀熊野体験博」開催に伴って運転された、 臨時列車「きのくにシーサイド号」の運転と交えて、お送りいたします。 |