突撃?祐一飛行中隊
第一話『別れはいつも・・・』
「少尉!!」
マイケル一等兵が叫びながら東の方角を指さした、するとハント少尉は言われた方角を双眼鏡を使って覗いた、
そこにはなんと朝日をバックに徐々に大きくなってくる多数のハインドを発見した!
「なんてこった!奴等本当に来やがった」
エンジン音がだんだん大きくなってきて前方の丘の向こうからも戦車がチラホラと見えてきた
「敵だ!起きろユーリー、ブルーノ機関始動」
ハント少尉は車内に入ると通信機のスイッチを入れて友軍へ連絡を入れた
「タイガー10、タイガー10、こちらビーバー5、
連隊規模の機甲部隊が国境を突破、現在時0413、ビーバーはこれより戦闘に入る、以上」
「ビーバー5こちら、タイガー10、増援到着までなんとか持ちこたえろ、通信終了」
「ビクターへ、こちらビーバー5、阻止放火求む」
「こちらビクター現在展開中、準備完了次第連絡す、通信終了」
「畜生!中隊全車へこちらファイブ、各個戦闘開始」
「ユーリー、2時方向!見えるか?」
「見えた、熱源捕捉距離4500」
ハント少尉は部下達に指示を出した
「よし4000を切ったら砲撃開始、マイケルSTAFF弾装填」
同日午前4時59分フランクフルト郊外
「リンダ・リンダよりブラック・パンサーへ敵発見!2時方向、連隊規模」
先行した美坂達から敵発見の報告を受けた、
報告を受けると祐一達はヘリをホバーリングさせて、視界を遮る木々より少し上へ舞い上がった
「こちらブラック・パンサー1、目標を視認した」
「うぐぅ〜、いくら何でも多すぎるよぉ〜」
「みんな、日頃の成果を見せてみろ・・・・・・来た、A−10だ」
ゴーーーォ(A−10のエンジン音)
斜め後ろから、クラスター爆弾を満載したA−10駆け抜けて行く、
バッバッバッバァンボォンバァンドォン(クラスター爆弾の炸裂音のつもり)
ブォーーーーンドッドッドッドッドン
A−10はクラスター爆弾を敵部隊の上へばらまき、30mm機関砲を乱射して飛び去って行った
「よし、うちらの番だ攻撃開始!」
少佐が攻撃命令を出すと祐一達は2m程上昇して攻撃を開始した
「目標ロックオン、ファイアー」
各機のガナーは素早く目標を捕捉してヘルファイアーを放った。
バシューーン シューーーーン バコン(命中音) パッパッパッンドッコーン(銃弾と砲弾が誘爆した)
ヘリから放たれたミサイル次々命中した、敵も黙ってやられる訳がなく
携帯対空ミサイルで反撃してきた。
「ミサイル!!ブレイク!ブレイク!」
みんな一斉にフレアーをばらまき回避機動を取り何とかかわした、そんなとき通信が入った
「リンダ・リンダ2より各機へ、10時方向より敵ヘリが接近中・・・うわっ!」
「くそっ!ホッカムか?」
「こちらリンダ・リンダ、10時方向よりホッカム、機数6機」
「ブラック・パンサー1より2へ周囲制圧は任した」
「了解」
「リンダ・リンダへ援護する、離脱せよ」
少佐はヘリを10時方向へ向けると、急上昇して機首を下げ、加速した。
「矢島、新兵器で攻撃」
「了解、モード空対空、目標ロックオン」
矢島が発射ボタンを押すとミサイルが活きよい良く飛び出し、グングン加速してホッカムへ命中し撃墜した。
新兵器の威力は絶大だ、なんたってマッハ3以上のスピードが出るから当たったらひとたまりもない
おっと、こんな文を書いてる間に、ホッカムが2機も落としてしまった
「次がラスト・・・・・・・・命中!」
少佐はMFDをRAWSに切り替えて周囲を確認した、後方にヘリ4機、
リンダ・リンダは戦闘区域より離脱したようだ、
帰りの燃料が気になってきた、敵が2機残ってるが仕方がない
「ブラック・パンサー1より各機へ、戦闘中止これより帰投する!」
少佐は機体を反転させ逃げに入った
そんなとき機内に警報音が鳴り響いた
「ミサイル!?そんな馬鹿な!!」
チャフ、フレアーをばらまきながらとにかく急旋回する、
ミサイルはヘリに急接近して近接信管を作動、爆破した破片が容赦なくヘリに襲いかかる
「ウワッ!!」
ヘリはローター、エンジンを破損してみるみる高度を落とし地面へ激突した
「ブラック・パンサー1へ、こちら2応答せよ」
すいません、中途半端な終わりで
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