祐一隊前進せよ第一話
「臨時ニュースをお伝えします、昨日未明ロシア軍極東地区の一部の部隊が暴動を起こした事が明らかになりました、
ロシア政府はこの状況を打開するため、アメリカ及び周辺各国へ救援を依頼しました、
この声明を受けアメリカ政府は在日米軍を早急に派遣する事を約束し現在、在日米軍はウラジオストクへの上陸を開始しています
周辺各国の反応ですが日本政府も暴動鎮圧の為、自衛隊を派遣する事を発言しました、
この発言に対して日本各地で抗議運動が起きている模様です
繰り返しお伝えします、昨日未明ロシア軍・・・・・・」
すでに上陸した一部の部隊が反乱軍と接触すべく移動を開始した
祐一の居る第5小隊は予備戦力として後衛に着いた
しかし移動を開始して3時間ほど経ったとき第5小隊に通信が入った
第2小隊小隊長「エコー21よりエコー51!!」
第5小隊小隊長「エコー21何事だ!」
第2小隊小隊長「畜生!アンブッシュだ、速く来てくれ、このままだと全滅しちまうぞ!」
第5小隊小隊長「おい!中隊長は?」
第2小隊小隊長「死んだよ、第5小隊はチャーリーの援護へ・・・・・マザーファッカー!!6時に敵戦車!?うわっ・・・」
そこで交信が途切れてしまった
小隊長「戦車、前進!楔形隊形」
小隊長は小隊へ命令を伝えると、小隊長車が先行してみんな後に続いていく
祐一は、CITVを使って周囲を警戒していた
小高い丘をひとつ越えたとき突然警報音が鳴り響いた
ピッピッピッピッピッ
祐一「レ−ザー照準警報!?敵だ!」
次の瞬間、轟音と共に衝撃が車内を襲った
「うわぁ」
「きゃぁぁぁぁ」
祐一「いっっっっ、でっ出てきた、10時方向」
砲塔がゆっくり左旋回して、目標を捉えた
名雪「目標捕捉、お仕置きだよ」
しばらく敵をレーザー照射しながら追尾して、発砲した
撃った砲弾は車体に命中して敵は火に包まれた
小隊長「相沢、左翼側を頼む」
祐一「了解」
装填手「装填完了!」
装填手が装填を完了したことを報告した
小隊長「丘を越えるぞ!小隊停止!」
戦車はゆっくり減速して停車した
丘を越えると敵に包囲された友軍部隊を発見した
小隊長「エコー51より、チャーリー中隊へそちらを視認」
C中隊「エコー51へ統制線ジュリエットまで後退する、支援求む」
小隊長「了解、各車砲撃開始!」
丘の上から敵を見下ろして一方的に砲撃を加え始めた
ズドーン
名雪「敵撃破、それにしても敵が多すぎるよ〜」
装填手「装填完了」
祐一「味方に当てるなよ、目標10時敵戦車!」
ズドーン
名雪「やったよ〜祐一」
小隊長「10時方向に敵新型戦車、火力を集中しろ!」
祐一「何だあの戦車は、名雪」
名雪「解ってるよ祐一」
装填手「装填よし!」
祐一「撃てぇー」
ドーン
敵新型戦車の砲塔に命中はしたが弾いてしまった
祐一「くそ、弾いたSTAFF弾装填」
装填手は後ろからSTAFF弾を取り出して装弾する
装填手「STAFF弾装填よし!」
名雪は砲弾選択パネルのSTAFFと書かれたボタンを押してすぐに敵新型戦車へ照準する、
そして発射ボタンを押した
ドーン
敵も負けじと撃ってきた、敵の弾は小隊長車に命中、破壊した
こちらの弾は敵の真上を通過したときセンサーが反応して弾頭が撃発して上面装甲を吹っ飛ばした
名雪「やったよ〜」
祐一「小隊長がやられた、指揮を受け継ぐ」
名雪は次々と敵を撃破していった、30両程破壊したとき通信が入った
C中隊「エコー5へ貴隊の援護に感謝する、おかげで退却が成功した、・・・・・・だが残念だエコー中隊は貴隊を残し壊滅した
再編成の為、大隊補給所まで後退せよ、以上」
祐一「了解」
続く?
今度は戦車戦だよ
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