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◇心の風景◇

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「我良しと思う心を仇として」

夜中に皆が寝静まってから御広前で御祈念をさせて頂いていると、ふと御神前や御霊前の前で座りきり、しばし心中で昔のことを思い起こしてみたり、問題事や世の中の事を語りかけるように問い求めてみたりして、夜明けを迎えるようなこともあります。
我良しと思い込む中に油断が生まれ難儀が生ずる。
私は間違っていないと信じて疑わない中に、他を責める心が生まれる。
持ち場立場、年齢によっても感じ方は皆違う。
違うと言うことは悪いことではない、違いを認めて生かしていけば互いに助かることにもなる。
仲良くするは、相手の心を認めて受け入れていく中に自らの役割をしっかりと果たすことと存じます。
あいよかけよで助かり立ち行く生き方を共々に求め、稽古をさせて頂き、おかげを蒙らせて頂きましょう。

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